つまり元を80倍すれば現地でのお金感覚がわかるという。1元はすると日本円80円というわけだ。なるほど、いい感じだ。
就是说把人民币乘以80就能感觉当地的金钱价值了。即1RMB相当于80日元。原来如此,那感觉挺好啊。
長年中国ビジネスに関わり、かつものごとの勘所をわしづかみすることに長けている人のいうことだ。ストンと腑に落ちるところがある。
这是常年在中国出差,且擅于观察,会抓重点的人说的。这么说来倒是有一种恍然大悟的感觉。
例えば、北京飯店のロビーで珈琲を飲む。1杯60元ぐらいする。日本人でも高いなあと思う。しかし、日本円になおすと、千円を切るぐらいだ。まあ、日本並みか、ぐらいで落ち着く。
比如在北京饭店大厅喝咖啡。一杯要60元,这对日本人来说也很贵。可换算成日元的话也就不到1000日元。那么大概跟日本相当,也差不多。
しかし、中国での感覚からすればこれは掛ける80で、4800円ぐらいになる。つまり1杯5000円の珈琲を飲んでいるのだ。なんとも高級な飲み物である。これはもうステータスを飲んでいるということになる。あるいは北京飯店という「雰囲気を飲んでいる」わけだ。平常心ではとても飲めない。
可是,如果以中国的感觉乘以80的话,就变成4800日元。就是说一杯咖啡要5000日元。那饮料也真是太高级了。这已经是喝身份了。要不就是喝北京饭店的“高级氛围”。要保持平常心来喝简直不可能。
中国人はこういう「見栄っぱり」なところがある。
中国人有这种“爱面子”的地方。
都市のエリート層なら月収1万元もありうる。1万元でも日本円で14万円ぐらいだから、たいしたことがないと思うかもしれないが、これも「×80」をすると、月額80万になる。ボーナスも加わるから、年収1千万クラスだ。日本でもビジネスマンで1千万プレーヤーはなかなかいない。
城市精英层也有月入1万元的。不过1万元也只相当于14万日元,可能也不觉得怎么样,可要是“×80”的话,月入就有80万了。加上奖金,年收入就是1000万日元级别。即使在日本年收入1千万的职场人也不多。
なるほど、「×80」でこういう感覚がわかる。
原来如此,“×80”就能明白那种感觉了。
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