望遠鏡の中の火星は色あいが変わるため、そこには季節があり、カビやコケが反応しているとも考えられた。生き物への期待が膨らんだのは1965年、マリナー4号が初接近した時だ。
透过望远镜观察到的火星,其球体颜色是不断变化的,因此人们推测那里存在着季节更替,并且还会发生霉菌和苔藓等物质间的化学变化。人们对火星上是否存在生物产生极大期待是在1965年美国“水手4号”探测器首次接近火星时。
▼米航空宇宙局(NASA)の研究所に留学していた大島泰郎(たいろう)さんは興奮した。「地球外生命の姿を見る最初の人類になる」と。しかし届いた画像は隕石(いんせき)の衝突跡で荒涼とし、皆を落胆させた。大島さんは、手違いで月の写真が出たかと目を疑ったそうだ(『火星に生命はいるか』岩波書店)
当时在美国宇航局的研究所留学的大岛泰郎兴奋地说:“我将成为首批看到外星生命体的人。”然而探测器传回来的画面上尽是陨石碰撞的痕迹,一片荒凉,不禁令人大失所望。大岛泰郎甚至怀疑,是不是错将月球的照片传回来了。(《火星上有生命吗?》岩波书店)
▼赤い荒野に「命の痕跡」を追う旅は続く。夏に火星に降りた米探査機キュリオティが、名に恥じぬ、好奇心をそそる仕事を重ねている。土はハワイの玄武岩に似ると突き止め、水が運んだらしい丸い石も見つけた。
在红色的荒野上探索“生命痕迹”的旅途势必要进行到底。夏天成功登上火星的美国“好奇号”探测器,名副其实地进行着激发人类好奇心的工作。探测器查明火星表面的物质和夏威夷的玄武岩极为相似,还发现了有水流动的痕迹的圆形石头。
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