▼「わだつみ」の出版に尽くした医師中村克郎さんは、1月に86歳で亡くなった。語り部、伝え手を連れ去る歳月は、非情にして優しく、滴るばかりの悲しみをセピア色に染めてゆく。しかし私たちが時の癒やしに甘えては、平和を知らずに息絶えた人に顔向けできない。
▼为了“海神”的出版呕心沥血的中村克郎医师已于今年1月以86岁高龄辞世。从我们身旁带走了这位宣传员、传承人的岁月把我们流淌不止的悲痛无情且仔细地染成了暗褐色。可是,如果我们一味地依赖时间来疗伤的话,那么还有什么颜面面对那些未能体验到和平就停止了呼吸的人呢?
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