▼崩れたのは全長の3%。7秒で抜けられる距離で、ひと息の差が生と死を分けた。前触れもなく、前途を絶たれた人の絶望に胸が詰まる。渋滞していたらと思うと、なお恐ろしい。
坍塌的部分占隧道全长的3%。7秒钟就可以通过的距离,一息之间便让人阴阳相隔。面对毫无预兆的就走到人生尽头的绝望,我的心情十分沉重。要是当时遇上堵车的话,一想到这就更觉可怕。
▼開通以来35年、外は地圧と水、内は排ガスや振動にさらされてきた。老朽化という時限爆弾が、天井裏に埋め込まれていなかったか。秋に点検済みとはいえ、最上部のボルト周辺は目視のみ。打音検査なら劣化が分かったかもしれない。
自隧道开通以来已经有35年了,外部需经受地压和水的影响,内部要受到汽车尾气和振动的损害。不知腐朽的定时炸弹是否埋藏在隧道顶端。虽说秋季的检测结束了,但只是看了看隧道最上方螺栓周围的情况。采用敲击检查的话,或许还能发现它的老化情况。
▼「中高年」に入るインフラは、入念な手入れが欠かせない。悲劇を口実に、道路予算が野放図に復活しては困るが、命を守る策はむしろ「コンクリから人へ」だ。今の日本には、蓄えたものを細く長く使う、倹約の哲学がほしい。それを劣化とは呼ばない。
即将进入“中老年”的城市基础设施,少不得细心维护。倘若以此悲剧为借口,又要狮子大开口地索要道路经费,这实在让人难以接受。保护生命的政策,应该“从混凝土的问题转到人身上来”。如今的日本,使用积蓄应该细水长流,学会节约的哲学。这样就不会称之为劣化。
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