海外の任地から降り立ち、入国審査に進む時の「帰郷感」は忘れがたい。冬であれば、あちらでは拝めない高い空が楽しみだった。こぎれいな到着ロビーも、日本語の広告もうれしかった。そうした感慨とは無縁の帰還もある
日揮の社員ら、現地の日本人17人のうち10人が落命した。最後にご遺体が確認され、専用機に間に合わなかった新谷(あらたに)正法(ただのり)さん(66)は同社の最高顧問、出張中の悲劇である。身元確認の決め手が指輪の刻印だったと聞いて、愛妻家に合掌した
▼日挥公司在当地的日本员工17人里有10人遇难。最后被确认遗体,没有赶上专机的是该公司的最高顾问新谷正法先生,他在出差时遭遇悲剧。听到确认证据是戒指上的刻印时,我为这位深爱妻子的人合掌祈祷。
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