▼最終日は天気予報をにらみつつ、朝6時に決行を決めた。「どうしようかなと思ったけど」と竹内章雅(あきまさ)会長(51)が話す。お目当てがもう終わっているのを承知でやってくるお客さんをがっかりさせるわけにはいかない。心意気である
▼最后这一天就一直盯着天气预报,直到清晨6时才决定再坚持一天,“我也想过,这到底怎么办呀。”竹内章雅会长(51岁)如是说。明明知道最红火的时间段已经过去,可再一想,也不能让匆匆赶来的顾客扫兴而回呀。
▼花はなくても花に酒。昼下がりの酔い心地を味わう人々をうらやましく眺めることひとしきり。近くの書店に寄り、山口瞳のエッセー『酒呑(の)みの自己弁護』(ちくま文庫)を買った。2010年刊
▼虽然看不到花了,可是鲜花尚须须美酒伴呀。这一趟不断地遇到了一些陶醉在午后飘飘欲仙状态中的路人,真的令人羡慕。就近,我走进了一家书店,买了一本2010年版的山口瞳随笔《饮酒的自我辩解》(筑摩文库出版)。
▼元は40年前に出た本で、かつて愛読した。山藤章二さんの挿画ともども、面白がっているうちに酒にまつわる礼儀作法が学べる仕掛けである。久方ぶりの対面を喜び、築地の職場に戻ると、風はいよいよ強かった。
▼原本这是40年前就已出版了的书,曾经还爱不释手。在欣赏山藤章二先生的插图的同时还能趁着盎然的兴趣学一些有关饮酒的礼仪规矩,这就是该书的构思。怀着久别重逢的欣喜回到位于筑地的工作处时,风越刮越猛烈了。
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