▼お山の大将はこっちだぞと、駄々をこねている感なきにしもあらず。「国権の最高機関」に属する選良たちは誇りが高い。国民から直接選ばれているわれわれは、裁判官や官僚とは違う。それはその通りなのだが、その選ばれ方が問われている。
别忘了山大王可是我们,这种愤愤不平的情绪也不见得就没有。这些隶属于“国家最高权力机关”的议员们还是很骄傲的。他们认为由国民直接选出的自己和法官官员们不同。尽管确实如此,但现在质疑的就是这种选举方式。
▼司法も行政もそこのけそこのけ、といわんばかりの議論は以前からあった。国会のやったことを裁判所が憲法違反だというなら、憲法の方を変えてしまえばいい。そのためにも96条の定める改憲のハードルを下げなければならない、というように。
无论是司法机关还是行政机关,之前也曾有过这也不行那也不行的争论。如果法院认定国会做出的决定是违反宪法的,那么修改宪法就可以了。因此就必须降低96条所规定的修改宪法的门槛。
▼そんな乱暴な発想も、96条改正論の底には隠れている。権力分立や「法の支配」といった憲法の根幹が損なわれかねない話である。
原来在96条修改论的下面隐藏着如此荒唐的想法。这有可能会损害到权力分立和“法律支配”等宪法的根基。
上一页 [1] [2] 尾页