北の先住民の中には、雪の色をいくつかに言い分ける人々がいるそうだ。豊かな氷雪の文化は、白さえも「薄切り」にしてしまう。ならば、日本人の目が利く色はどのあたりだろう。春の花に振り分けられる、白から赤にかけての一帯とにらんだ
▼据说在北方的原住民中,有些人能分辨出有几种雪花的颜色。深厚的冰雪文化,甚至连白色都能“切开细分”。如此说来,日本人的眼睛所敏感的色彩是哪一段呢?将春天的花儿加以区分,从白色到红色排成一条仔细观察。
まずは紅白の両端を梅が固め、間を椿(つばき)や桃が埋める。そして今、南の花道から現れた桜前線が舞台の真ん中にどっかと座り、北上の間合いを計っている。赤と白の間には、灰桜、撫子(なでしこ)、珊瑚(さんご)色、薄紅梅(うすこうばい)など、和色の名が目白押しだ
▼首先梅花加固了头尾的红白两色,为山茶花和桃花又占据了中间。而现在,从南方的通道出现的樱花前线扑通坐在了舞台正中间,计算着北上的时机。红白之间,灰樱、抚子、珊瑚色和淡红梅等日本传统颜色排的满满的。
きのうの朝、近所の庭木でウグイスを聴いた。気象庁が発表した通り、桜並木はほぼ満開である。関東までの開花がいつになく早いのは、冬がきっちり寒く、春がしっかり暖かいためらしい。気温のめりはりが、桜を揺り起こす
▼▼昨天清晨,我在附近的庭院树上听到了黄莺的鸣叫。正如气象厅所通报的那样,道边的樱树正繁花盛开。之所以甚至连关东地区的开花期都提前到异乎寻常的时日,似乎与去冬的严寒冷以及今春的骤暖不无关系。是气温的先抑后扬唤醒的樱树。
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