赤い月
光る夜空に月を見た。赤い赤い月を見た。
もしかしたら、見つけてはいけなっかったのかもしれない。
けれど、僕は見てしまった。
赤い月は闇を食い荒らし、望んでもいない絶望を残していく。
人間を見下してまで、その運命に翻弄され、今を生きてゆくのか?
月が闇を食い尽くす前に、その暴走を止めるべく。人間は月を黄色に定めた。
穏やかで和やかな黄色へと…それは、運命かと月は問う。
真実
僕らは何を求め歩いているのだろう?
先の見えないこの道を
何を知り、何を得るために歩いているのだろう?
たとえ挫けそうになっても、僕らは歩きつづける。
自分が自分である事を確かめるために
真実を知るために――
君の笑顔
君が綺麗に微笑むから僕は歩いていけるんだ
この果てしない道を
何度転んでも
何度迷っても
その度に立ち止まり
君の笑顔を思い出す
君が綺麗に微笑むから僕は帰って来れるんだ
どんなに傷ついても
君と居た時間
君がくれた言葉