▼日本の新聞は「愛国的」で、海外の事件事故をトップ級で伝えることは少ない。先週末、それが珍しく続いた。ノルウェーの連続テロ、中国高速鉄道の衝突事故だ。一報に接した印象は前者は「まさか」、後者は「やっぱり」だった
▼日本的报纸都是“爱国的”,海外的事件也好事故也罢能达到顶级的放到头版真是罕见。然而上周末,这样的事件却罕见的连续出现。挪威的连续恐怖事件,中国的动车追尾事故。前者给人的第一感觉是“怎么会这样?”,而后者给人的第一感觉是“果然是这样”。
▼乱射と爆破で約80人を殺害した容疑者の男(32)は、イスラム教に敵意を燃やす極右だという。ゆがんだ憎悪は、移民に寛容な現政権に向けられた。平和が薫る国での暴発は不気味だ
▼犯罪嫌疑人(32岁),使用枪击和爆炸的手段杀害了80名受害者,听说他是一个对伊斯兰教充满敌意的极右分子。被扭曲的仇恨,指向了移民政策相对宽松的现任政权。在一个四处洋溢着和平气氛的国度里发生这样的暴行,简直令人发指。
▼列車事故も悲惨だが、テロほどの意外性はない。ざっくり言えば、メンツで急いだ高速化のツケ。発展の順序を踏まない、国家による「スピード違反」である。雷神の気まぐれで脱線するような代物に、人民を乗せてはいけない
▼动车事故也很悲惨,却不像恐怖事件那么具有意外性。说白了,就是为了争面子,而急于追求速度的结果。这是完全不顾发展的顺序,由国家造成的“超速”。一趟雷公发怒就能脱轨的列车,是绝对不能让人民乘坐的啊。
▼半世紀で新幹線網を整えた日本に対し、中国はその4倍を数年で敷いた。内外の技術を足し合わせる突貫工事がたたって、自慢の北京―上海間も故障続きという。「日本の技術を盗んでいないことが証明された」。自嘲と怒りがネット上にあふれる
▼日本用了整整半个世纪才完成了全国新干线网的建设,而中国仅仅用了几年时间就铺设了4倍于日本的铁路。听说引以为豪的京沪高铁,也因为急于求成的拼凑国内外技术而事故不断。“这就证明了没有盗用日本的技术”这样的自嘲和愤怒在互联网上随处可见。
▼当局は現場検証もそこそこに、運転を再開させた。原因究明の鍵とおぼしき先頭車両は、運転席ごと埋めてしまった。汚職も絡み、強権体制の下で命を惜しむのは河清をまつがごとし。日本に生まれた幸運を思う
▼政府当局的现场调查也是匆匆了事,该线路重新开始运行。被认为是查明原因关键所在的驾驶室,连同乘客车厢一同被掩埋。在藏污纳垢的强权体制下尊重生命,就像等待污浊的河水终有一天会变清一样没有指望。此刻,我认为自己出生在日本是幸运的。
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