動詞はどうした?
日本語は動詞を省略する傾向にあるが、中国語では動詞を明示することが多い。
1、私は肉が好きです。/我喜欢吃肉。
肉をどうするのが好きなのかを考え、動詞“吃”を加え“喜欢+VP”の形にする。
2、傘を忘れた。/忘了带伞。
傘を持つのを忘れたと考え、動詞“带”を補い、“带伞”という動詞フレーズを“忘”の目的語にする。
例:財布を忘れた。/忘了带钱包。 かぎを忘れた。/忘了拿钥匙。
3、日本語は名詞表現のみのところ、中国語では名詞にふさわしい動詞をつけることが多い。
例:忘年会を安くあげる方法はないかね。/开年终联欢会有没有省钱的办法呢?
商売にはあたりはずれがある。/做买卖免不了好运和坏运。
彼女にバイオリンを教えてあげる。/教她拉小提琴。
★用例集
例:あなたの顔色には紺色の服がよく合う。/你的脸色很适合穿深蓝色的衣服。
これを記念にあげましょう。/这个送给你做个纪念吧。
そんな単調な生活にはすぐ飽きがくるだろう。/过那种单调的生活很快就会过腻吧。
宇宙旅行はいずれごくありふれたことになるだろう。/去宇宙旅行迟早会成为并不稀奇的事情。
すぐ医者に行ったほうがよい。/你最好马上去医院看看。
例の出来事以来、私の生活は一変した。/自从发生了那件事以后,我的生活完全变了。
別れた母と子が再会するシーンで思わず目がうるうるしてしまった。/看到母子俩别后重逢的场面不禁热泪盈眶。