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天声人语:任命责任 谁人承担(中日对照)

作者:来源  来源:沪江日语   更新:2015-6-25 10:24:58  点击:  切换到繁體中文

 

書いた記事の訂正は記者の痛恨事だが、さらなる不面目もある。掲載した訂正がまた間違っていた。そんな事態が、極めてまれながら皆無ではない。恥の上塗りの「訂正の訂正」を出すはめになる。


订正已写完的报道是记者最痛恨的,其实还有更让人有失颜面的事,这就是刊登出来的订正文稿又出错了。尽管这种情况极为罕见,但也并不是没有。这一回就犯了这种让人蒙羞的“订正之订正”的错误。


ここから話は国政へ展開する。田中防衛相のことだ。ダメ印を押された前任者に代わっての就任は、記事で言えば「訂正」だろう。なのに負けず劣らずのお粗末ぶりは、呆れるよりも痛々しい。


从这里开始,话题便要转向国政方面,这就是有关田中防卫相的事宜。从报道的角度来看,顶替已被打上否定标记的前任接受此职务, 可以说这就是一种“订正”吧。但即便如此,两者不相上下的那种满不在乎的态度,与其说令人惊讶倒不如说更令人痛心。


就任時や沖縄での発言で不信を買い、国会答弁では面目をつぶし、前任者の轍を律義に踏む。防衛の門外漢ながら小沢一郎氏に近く、党内融和の力学と年功で選ばれた面もある。適材適所の四文字が泣いている


就任之时以及在冲绳问题上的发言招来了国民的不信任,国会的答辩更是丢尽了脸面,不折不扣地重蹈了前任的覆辙。虽说是防卫方面的门外汉,但是与小泽一郎走得很近,之所以被选上当然还有其深谙融合党内关系之道和资历等原因。这是让量才录用四个字哭笑不得的一件事。


その大臣とともに鬼門と言うべきか、沖縄防衛局長も「訂正の訂正」が必要らしい。前任者は普天間飛行場の移設手続きを性暴力に例えて更迭された。そして代わった人物が、また不祥事である。今度は同飛行場のある宜野湾市長選への「介入疑惑」で、より悪質といえる


不知道该不该说与这位大臣一样走了一趟鬼门关,冲绳防卫局局长似乎也有“订正之订正”的必要。他的前任因为将普天间机场的转移手续比喻成性暴力而遭更迭,而这位接任者又出了不恰当的情况。这一次是因为对于机场所在地宜野湾市市长选举有“介入嫌疑”,可以说性质更为恶劣。


詳述する余裕はないが、違法でなくても、投票誘導の企図は透けていよう。部下の職員らを暗黙のうちに威圧し、モラルにもとる。自らの資質にも疑問符のぶら下がる大臣だが、ここは局長を更迭するほかはない


因为篇幅的关系在此无法展开谈,(他的行为)即便并不构成违法,但是,诱导投票的企图则显而易见。默默地对部下及工作人员施以淫威压力,这有悖道德伦理。尽管大臣自身的资质就存有疑问,但在此也只有更换局长而别无他法了。


「歴史は繰り返す」という。それに「一度目は悲劇として、二度目は笑劇として」と付け加えたのはマルクスだった。歴史と言うにはちっぽけすぎるが、大臣と部下の入れ子人形のような繰り返しに、笑う気も起きない。任命責任は、さて誰が取る。


都说“历史重现”,并且,补充说“第一次是悲剧,第二次就是闹剧了”的正是马克思。虽然说到历史这两件事太过渺小了,可是,面对在大臣及其部下的身上反复出现类似套装娃娃的情况,我们觉得并不好笑。这任命责任又该由谁来负呢?


 

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