您现在的位置: 贯通日本 >> 学习 >> 天声人语 >> 正文

2007年12月20日「天声人语」中日对照

作者:freyja  来源:贯通论坛   更新:2007-12-21 10:42:15  点击:  切换到繁體中文

 

论坛讨论地址:

http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=161411&page=1

 

冴(さ)えざえとした冬の大気のなか、星が輝きを増してきた。東京で夜9時ごろに東の空を仰ぐと、ひときわ明るく輝く、赤い星が見える。2年ぶりに地球に接近している火星である▼

在冬季凛冽的天空中,闪耀的星辰在增加。在东京,晚上9点左右的时候仰望东方的天空,看到了特别明亮闪耀的红色星星。那是经过2年时间不断与地球接近的火星。

その色合いが炎や血を想像させ、東洋では「火の星」と呼ばれ、西洋では「戦いの星」になったという。火星人の物語も生まれた。英国のSF作家ウェルズは、19世紀末に『宇宙戦争』を書いた。それに描かれたタコのような火星人は、そののち長く、人類が思い描く宇宙人の原型になった▼

看到那种颜色让人联想到火或血,在东方称其为“火之星”,而在西方则称其为“战神之星”。火星人的故事也就诞生了。英国的科幻作家H·O·威尔斯在19世纪末撰写了《宇宙战争》。在书里描写的那像章鱼一样的火星人,成为从那之后很长一段时间内人类想象中的宇宙人的原型。

「地球外から飛来したUFOの存在を確認していない」。そんな答弁書を、政府が閣議で決めた。飛来したときの対応や、他国との情報交換などを、民 主党議員に聞かれていた。UFOは、昔ふうに言えば「空飛ぶ円盤」のことだ▼

“还没有确定发现从外太空来的UFO”。政府在内阁会议中决定这样回答。从民 主党议员那里听说了飞来时候的对应呀、与别国的交换情报等。UFO过去被称为“飞碟”。

国内多難なおりに、と渋面の向きもあろうが、久々に頬(ほお)のゆるむ話題である。町村官房長官は、記者会見で「私は絶対いると思っている」と力説した。“閣内不一致”をとがめられず、笑いを誘うのも、宇宙の不可思議のなせるわざだろう▼

镇村官房长官在记者招待会上强调“我认为绝对有”。不能责备“内阁不统一”,引发笑声的应该是宇宙的神秘吧。

〈人類は小さな球の上で 眠り起きそして働き ときどき火星に仲間を欲しがったりする……〉と、詩人谷川俊太郎さんは『二十億光年の孤独』に書いた。〈万有引力とは ひき合う孤独の力である〉と詩は続いている▼

诗人古川俊太郎在《二十亿光年的孤独》中写到“人类在小小的地球上,起居工作,时常想着与火星做朋友”。而后续写了“万有引力是吸引孤独的力量”这样的诗句。

夜空を仰ぐのは、むしろ、星々から見られている地球を意識する営みかもしれない。温暖化する「火の星」、いがみ合う「戦いの星」はむしろ地球ではありませんか。火星人の声を聞くような、冬の宵である。

仰望夜空,倒不如说是从观星的角度出发看待如何。倒不如说温暖化的“火之星”、互相仇视的“战争之星”是地球吧。是象听火星人的声音一样的冬天的傍晚。

 


 

文章录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

  • 上一篇文章:

  • 下一篇文章:
  •  
     
     
    网友评论:(只显示最新10条。评论内容只代表网友观点,与本站立场无关!)
     

    中秋佳节月儿圆 这些日语称呼你

    【里约奥运会预热】奥运会比赛

    【盘点】日语中那些“鲜为人知

    各种和式点心的日文说法(中日

    【帽子日】盘点各种帽子的日语

    中国传统民俗“红盖头”日语释

    广告

    广告