|
2008年05月04日「天声人语」中日对照
|
|
|
|
|
论坛讨论地址:
http://club.kantsuu.com/showtopic-171630.html そういえば、野菜や果物の花をどれほど知っているだろう。『キャベツにだって花が咲く』(光文社新書)を読んで指を折った。静岡県農林技術研究所の専門家、稲垣栄洋(ひでひろ)さんが野菜の不思議を説いた近刊だ
那么说,自己对蔬菜和水果的花知道多少呢?读罢《卷心菜也会开花》(光文社新书),我屈指一数。这是静冈县农林技术研究所专家稲垣栄洋最近出版的一本新书,讲述了蔬菜的不可思议。
花になじみがないのには訳がある。ホウレンソウやキャベツは開花前の柔らかい葉を収穫する。ナスやスイカは花が終わった後の実で、花を食すブロッコリーにしても、大仏様の頭のようなあれはつぼみだ。されど野菜とて植物。花は繁茂(はんも)のための工夫に満ちている
人们不熟悉某些蔬菜的花是有缘由的。菠菜和卷心菜,一般取其开花前的嫩叶;而茄子和西瓜则用其花谢后的果实;即便是食其花朵的花椰菜,它那大佛像头盖般的花朵也只是花蕾。然而,蔬菜也是植物,花儿为繁茂而费尽工夫。
マメ科の花は複雑な形の最奥に蜜を隠し、働き者のミツバチを誘う。アブや甲虫があきらめても、賢いミツバチは潜り込み、花粉まみれになって同種の花を飛び回る。忠実な授粉係だ
豆科的花把花蜜隐藏在复杂的花形最深处,引诱着耕耘者——蜜蜂(的到来)。牛虻和甲虫放弃了,但是,聪明的蜜蜂则潜入其中,浑身沾满花粉地在同一类花丛中飞来飞去。是一名忠实的传粉员。
熟れた果実が赤や黄に染まり、甘い香りを放つのは鳥獣に食べてもらうためという。未消化のタネは「反対側の口」からこぼれ(零れ)落ち、別の地に根づく。鳥だけに食べさせ、より遠くにタネを届ける曲者はトウガラシだ。鳥が辛さを感じぬことをどこで覚えたのか
果实成熟后染成红色或黄色,散发出甘甜的芳香,据说那是为了让鸟兽(前来)取食。未消化的种子从“那一边的口子”洒落下来,扎根在另一片土地上。最狡猾的要数辣椒了,它只让鸟儿吃它的种子,将之传播到更远的地方。曾在哪里得知,鸟儿是感觉不出辣味的。
人の都合で地球の隅々にまで運ばれ、「改良」されてきた野菜たち。哀れにも思えるが、稲垣さんの見方は別だ。「生息分布を広げるという点では、植物としてこれ以上ない成功を収めています。最良のパートナーに気に入られるよう、自ら進化してきたのかもしれない」と笑う
(却说)由于人为因素被运往地球每个角落,并不断被“改良”的各类蔬菜。总觉得它们有些可怜,但是稲垣的见解却很独到。“在扩大生息分布这一点上,做为植物,它们取得了空前的成功。也许它们是为讨好最佳拍档而一路进行自我改良的呢!”,很是有趣。
安全志向もあって、貸農園や家庭菜園が盛んだと聞いた。ベランダに鉢植えという手もあろう。連休の一日、夏の豊作を期して「野菜の陰謀」(稲垣さん)に付き合うのも悪くない。
我听说(眼下)出租农园和家庭菜园十分兴盛,当然这也是出于安全考虑。还有在阳台上用花盆种植蔬菜这种方法吧。长假中的一天,期盼夏季的丰收,与“蔬菜的阴谋”( 稲垣语)打打交道,不亦乐乎!
|
文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
|
上一篇文章: 2008年05月01日「天声人语」中日对照
下一篇文章: 2008年05月08日「天声人语」中日对照 |
|
|
|
|
|
网友评论:(只显示最新10条。评论内容只代表网友观点,与本站立场无关!) |
|
|
|