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2007年12月12日「天声人语」中日对照

作者:freyja  来源:贯通论坛   更新:2007-12-13 17:17:53  点击:  切换到繁體中文

 

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蕪村門下の江戸期の俳人、高井几董(きとう)に〈やはらかに人分け行くや勝角力(かちずもう)〉の句がある。土俵の上の気迫みなぎる勝負は、むろん相撲の醍醐味(だいごみ)だ。だが勝負師の表情を消した力士のたたずまいには、春風駘蕩(たいとう)とした魅力がある

芜村门下的江户时期的俳句诗人高井几董有“区分XX和人的决胜比赛”的诗句。相扑场上充满气魄的竞赛,才是相扑的精髓。但是,去除了赌徒般表情的力士,有着春风骀荡的魅力。

勝負のあと、懸賞金に手刀を切る。その所作を広めたのは昭和初期の大関名寄岩だと、33代の立行司、木村庄之助さんの『力士(ちからびと)の世界』(文春新書)に教わった。「(手刀で)心という字を書いている。ありがとうございますの気持ち」と、仲間の力士に話していたそうだ

决出胜负之后在仪式上领取奖金。33代的立行司—木村状之助的《力士的世界》(文春新书)中说,推广这个仪式的是昭和初期的大关名寄岩。据说“(用手刀)书写心这个字。对作为朋友的力士表达感激的心情”

横綱朝青龍の所作は、いささか違うように見える。懸賞金をつかむ身ぶりは大仰だ。勝ち誇り、戦利品でも分捕るような印象を残す。勝負のあと、荒ぶる心を鎮めて「やはらか」な力持ちに戻っていく。それが苦手なのだろう

而我所见的仪式与横纲朝青龙推广的略有不同。在印象中只有得到奖金的一方气焰旺盛、洋洋得意抢夺战利品的样子。决出胜负之后,镇定下激动的心情,回到…….。这个很难吧。

その朝青龍が他の部屋から、「出げいこ」を門前払いされる事態が起きた。先ごろの巡業で、胸を貸した若手にけがをさせた。力を見せつけるような荒わざを繰り出したためだ。そんな危うさが嫌われたらしい。横綱の出げいこを先方が拒むのは異例だという

从那个朝青龙被喊着“滚出去”从其他房间中轰出的****起。前不久的巡回表演中,让做陪练的年轻人受伤,是为了反复表现野蛮的力量。那样危险的事很容易被人讨厌。

太宰治の『新釈諸国噺(ばなし)』に、乱暴者の相撲取りが登場する。相手を突き飛ばし張り倒し、けが人の山を築いて、「相撲は勝ちゃいい」とせせら笑う。だがついに自分も荒わざで転がされ、あばら骨を折って落ちぶれて死ぬ

太宰治的《各国话题新解》中,描写了粗暴的相扑运动员。**对手并将其撞除很远,受伤的人像小山一样,嘲笑着「相扑是赢了就行的」。但是终于自己也被粗暴的人掀倒,因肋骨骨折而败死。

「勝ちゃいい」という悪童で終わってほしくないと、ファンは願っているはずだ。今回の騒動で心技体の「心」は育ったのか。一挙一動を多くの目が見つめている。

说“赢了就行的”的坏孩子……。包含精神和技术的“心”是通过这次骚动成长的吗?群众的眼睛看着这一切。


 

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