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漱石の『坊っちゃん』に「いか銀」という男が出てくる。四国の中学へ赴任した坊っちゃんが下宿した家の亭主で、素性のあやしい書画骨董(こっとう)を売ろうとたくらむ、うさんくさい人物だ▼
漱石的作品《少爷》里出现了一个叫“假东西”的男人。是少爷去四国的中学赴任后所寄宿那家的男主人,他试图向少爷售卖可疑的绘画古董,被描写成一个形迹可疑的人。
珍妙なその名は、漱石が「いかさまの○○」を端折ってつけたのだろうと、いつか専門家に聞いた。その習いでいけば、「いか兆」とでも呼ぶべきか。高級料亭「船場吉兆」の産地偽装や不正表示は、実に41商品にのぼっていた。全部で60商品ほどだから、7割に近いことになる▼
不知什么时候从专家那里听闻,这个奇怪的名字是漱石简化了“假东西的OO”所得到的。即使是有这个习惯,不是也应该叫“いか兆”吗。在高级日式酒家“船场吉兆”食物的产地伪造和不符****中,实际上升到了41件商品。因为全部只有60件商品,也就是说达到了70%。
発覚後の経緯は、よくある筋書きをたどった。第1幕では、問題は認めるが大したことのないふりをした。2幕は、火消しのために嘘(うそ)と言い逃れを連発した。3幕目に進退がきわまって、フィナーレは降参。責任を全面的に認める報告書を、きのう農水省に出した▼
被发觉后的经过,是沿着某个大概追查。在第1幕,把承认了的问题装扮成没什么大不了的事情。在第2幕,连续发生了为了消防员而所说的逃避性谎言。在第3幕进退维谷之时,终于投降称败了。昨天向农林水产部提出了完全承认责任的报告书。
偽装にもまして、記憶に残るのは経営側の言い逃れである。責任をパートの女性たちに押しつけようとした。だが実際は、会社が「不正マニュアル」を作っていたそうだ▼
伪装越来越多,记忆中残存的是经营一方的逃避之言。想把责任都推到小时女工身上。但据说实际上是公司制作了《不正当手册》。
高価な穴子の佃煮(つくだに)は、ラベルに名産地の「高砂」を銘打っていた。偽装では、と問われると、「おめでたい意味で『高砂』を使った」と釈明した。思い出すのは、「消防署から」ではなく「消防署の方から来た」と言って消火器を売る詐欺まがいだ。相通ずるさもしさが、老舗(しにせ)ゆえに物悲しい▼
昂贵的康吉鳗咸烹海味,被打上了产地为“高砂”的商标。被问起是否经过伪造时解释为“以可喜动机使用了高砂”。
〈偽装偽証偽善偽名に偽造あり偽偽、偽偽、偽偽と軋(きし)む日常〉と嘆く歌を、一昨日の朝日歌壇に見た。おれなどまだ序の口だと、本の中なら「いか銀」が兜(かぶと)を脱ぐかもしれない。
在前天的朝日歌坛中见到叹息“伪装为证伪善伪名里有伪伪、伪伪、伪伪”的歌
红色部分肯请大家指教