论坛讨论地址:
http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=159820&page=1
全日空の機長だった作家の内田幹樹(もとき)さんが、客室乗務員を束ねるチーフパーサーの重要性を説いている。「彼女がしっかりしていると、こちらは安心して操縦できる」。逆だと、フライト全体の雰囲気がぎくしゃくするそうだ(『機長からアナウンス』新潮文庫)▼
曾在全日空担任机长职务的作家内田干树先生,这样讲述负责管理客舱机组人员的乘务长的重要性:“只要她在有条不紊的工作,我这边就可以安心驾驶”。据说如果不是那样,整个飞行的气氛就会显得紧张(,不那么和谐了)。(新潮文库《机长的广播》)
客室と操縦席、整備と運航、後方と一線。空陸の労働力が一つになって、雲上の旅はつつがなく完結できる。嗚呼(ああ)それなのに、である。日本航空の客室乗務員約200人が、最大の労働組合と会社に損害賠償を求める裁判を起こした。原因は「監視ファイル」だ▼
客舱与驾驶舱,后勤与驾驶,后方与前线。地勤空勤工作人员浑然一体,才能安然无恙地完成空中之旅。话虽这么说,却有事发生了。日本航空的大约200名客舱机组人员提起诉讼,向规模最大的工会和公司要求损害赔偿。原因是“监视档案”。
この労組がこっそり集めた約1万人の個人情報にはたまげた。男好き/合コン狂い/流産2回/生理休暇を毎月とる/おでぶ/酒好き/スタイル抜群……。情報というより、下品な世間話の類(たぐい)だろう▼
被告方的工会居然偷偷搜集了大约1万人的私人信息,令人惊愕不已。某某是个狐狸精啦,某某嗜好异性聚会啦,某某流产过两次啦,某某每逢例假必定请假啦,某某简直是个胖猪啦,某某酗酒啦,某某气质超群啦。。。与其说是私人信息,还不如归结为低级趣味的传闻吧。
思想調査まがいの記述、上司しか知り得ない査定や病歴も含まれていた。会社は、労組に情報を流した管理職ら25人を処分したものの、組織ぐるみは否定する▼
打着思想汇报旗号的记录,除了上司以外应该无从知晓的调查结果,甚至病历,居然也都包括在内。尽管公司对于向工会泄漏信息的25名管理层职员做出了处分,然而对于作为一个组织的整体,实在是不敢恭维。
日航に八つもある労組の中で、訴えられた組織は会社寄りという。ファイルは組合員の相談や勧誘のためというが、会社に物言う他の労組を切り崩す、労使合作の作戦資料にも見える。裏で密告が飛び交う職場は寒々しい▼
日航公司的工会组织多达八家,其中成为被告的组织据说是偏向公司的。档案据说是工会成员商量与劝诱的结果,但是却发现也有旨在削弱对于公司有影响力的其他工会的力量从而有利于劳资合作的作战资料。背后的小报告满天飞,这样的工作环境令人背脊发冷。
制服姿でビラを配る原告に、共感と若干の不安を覚えた。彼女たちは、上司や同僚への不信を抱えたまま飛んでいるのだろうか。乗客の命を預かる保安要員を、地上の雑念で「うわの空」に追いやってどうする。1年前、天国へと離陸した内田さんも嘆くはずだ。
对于穿着空姐制服散发传单(寻求声援)的原告们,我在心中产生共鸣的同时,感到些许不安。原来她们在执行空勤任务的时候,居然从来不敢信任自己的上司和同事吗?客舱机组人员作为守护乘客性命的安全天使,却由于地面上的人员心怀叵测,被发配到“万里云中”(不得安宁),这算哪门子事呀。一年之前就已经作古的内田先生,倘若在天有灵想必也会如此叹息吧。