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今日又得闲 再练笔——
(翻译) 2007年10月24日《天声人语》
▼古めかしい言葉を久しぶりに聞いた。福田首相がおととい記者団に、「情けない気持ちだ。“つかさつかさ”できちんと対応してほしい」と心中を語った。辞書を引くと、漢字なら「官官(つかさつかさ)」と書くらしい。あらゆる役所、役人をさす言葉である。
前天耳闻久违了的老式用辞。当天福田首相对记者团袒露胸臆时说道:“真觉得可悲。希望‘Stukasa-stukasa’都能各自很好地处理问题。”笔者查阅辞典,才发现那个发音写成“官官”这两个汉字,意指所有官厅衙门及其官员人等。
▼防衛省は、インド洋での給油の****を、闇に葬ろうとしていた。厚生労働省は、C型肝炎の感染者の資料を地下倉庫に放り込んで、知らぬ存ぜぬを決め込んでいた。年金問題に続く失態だ。官官をむしばむ病は、十年一日のごとく重い。
防卫省曾欲将自卫队在印度洋上供油的真 相掩藏不发;而厚生劳动省却将被传染为C型肝炎患者的相关资料扔进地下仓库、佯装一问三不知状。这是继养老金问题后的又一丑闻。侵蚀官厅衙门肌体的危重病症,十年如一日未得好转。
▼漢字博士の白川静さんによれば、「官」はもともと軍の駐屯地をさしたらしい。軍の守護霊を安置した神聖な場所というから、庶民は近寄り難かった。防衛省にはいまなお、独りよがりの聖域意識があるのではないか。
据汉字博士白川静先生解释说,“官”字本意原指军队驻屯地而言的。既然那里是安放着军队守护神的神圣之地,庶民百姓自然是难以靠近的。或许,防卫厅上下至今仍自以为是地固守着圣地不可侵的意识呢。
▼「官」の応用に「管」がある。やはり「つかさ」の意味があって、管理、管制などと用いられる。ただ、元の意味は「細長い筒」だから、見聞や了見が狭い例えにも使われる。厚労省の官僚は、「管僚」と呼ぶ方がふさわしいかもしれない。
由“官”字引申出来的另有一个“管”字。此亦与发音“Stukasa”的“官”字同意,用于表达管理、管制等意。不过,它本身原意指的是“细长的筒子”,也用来比喻见少识窄。如此说来,将厚劳省的“官僚”改称做“管僚”或许更贴切。
▼防衛省の失態は文民統制の根っこを揺さぶっている。厚労省のそれは、国民の命を脅かしている。政治家も私たちも、軽く見られたものである。
防卫省的失态动摇了文民统辖制度的根基;厚劳省的丑闻则直接威胁着国民的生命。这些足以证明,他们不仅小看了政治家也轻视了我们这些庶民百姓。
▼忘れてはならないが、宰相の「宰」も「つかさどる」という意味だ。「辛」とは肉を切る包丁。生(い)け贄(にえ)をさばいて祖先に供える長老、つまり官官の頂点に立つ責任者である。その人が「情けない気持ち」では、国民も情けない。剛刀でさばくようなリーダーシップを、たまには見たい。
我们不可以忘记的是,宰相的“宰”字亦为“主持掌管”之意。其中之“辛”字指切肉的菜刀。从前亲自掌刀杀生祭祖的是长老,正相当于如今立于所有官厅衙门及其官员人等之上的负责人。若这位领导人怀有“可悲心情”,那么我等国民亦可悲。我们还是希望偶尔领略一番如钢刀劈斩般的统帅风范。