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2007年10月23日「天声人语」中日对照

作者:nandeziz…  来源:贯通论坛   更新:2007-10-23 14:38:04  点击:  切换到繁體中文

 

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▼葉末に露の多い季節である。初めは露に濡(ぬ)れないように注意深く歩いても、いったん濡れてしまえば大胆になる。「濡れぬ先こそ露をも厭(いと)え」のことわざには、一度過ちを犯すと、繰り返しても良心が痛まなくなることへの戒めがこもる。

  在这个季节里,树叶末端会聚起很多的露珠儿。人们往往是开始时为了不让露水打湿而小心翼翼地走路,可一旦被打湿一次后也就变得胆大了。“露水可恶只在湿衣前”,这谚语中包含着对那些因犯了一次错误而在那之后屡犯屡错却再不受良心谴责等行为的警戒意义。

▼過去に多くの公僕がたどった背徳の轍(てつ)を、この人も踏んだのだろうか。防衛省の守屋武昌・前事務次官が、取引先業者とゴルフ三昧(ざんまい)の間柄だったことがわかった。利害関係のある相手と100回以上繰り返していたというから、たがの外れ方は並ではない。

  或许这个人也只是重蹈过去众多公仆背信公德之覆辙罢了。媒体已曝露前防卫省副长官守屋武昌与防卫省贸易伙伴关系的业界人士保持着共享高尔夫之乐的亲近关系。他居然和与防卫省有着利害关系的对方一起去打高尔夫达百余次,真可谓犯规犯得太离谱了。

▼家族のために、業者に便宜を図ってもらったともいう。反対に、業者の資金繰りでは口を利いていた疑いがある。「大物次官」と持ち上げられて、長く組織に君臨した慢心か。倫理の土俵の割りようは、野放図にさえ見える。

  据说守屋还曾要求生意伙伴为其家属提供相应的关照。反过来,他又有为对方筹措资金充当说客之嫌。莫非此乃因守屋被捧为“了不起的大次官”、长期君临防卫省组织之上而产生的自高自大情绪所致?此番职业道德的沦丧,向世人展示了守屋曾何等地骄横无忌。

▼守屋氏の次官時代、自衛隊はイラクに派遣された。庁から省へと格上げにもなった。昇格の際、氏は制服組を前に訓示し、「24万の隊員一人一人が、それぞれの部署で責任を果たす強い使命感」を求めている。

  在守屋历任次官的几年里,自卫队被派往伊拉克;防卫厅升级为防卫省。在由厅升省时,守屋曾在全体文职官员面前训示,要求“24万自卫队的每一个队员,都必须在各自的岗位上抱有尽职尽责之强烈的使命感。”


▼言行不一致にも思える言葉に、先の大戦中の、ある中将が重なる。南方の司令官だったその人は軍刀を掲げ、「君たちだけを死なせはしない」と激励して、特攻機を死地に送った。だが米軍の攻撃が迫ると、部下を置いて逃亡した。

  守屋的这种表里不一的表白,让笔者想起了第二次世界大战中的一个中将。当时任南方驻军司令官的中将,扛着军刀对属下官兵扬言“本官绝不会让你们战死疆场”,却在那之后让他们开着特攻战斗机去送死,并在美军攻势逼近时丢下部下官兵临阵脱逃了。

▼いま、守屋氏に裏切られた思いの自衛官もいるだろう。国会に呼んで質(ただ)す動きも急だ。説明責任を果たす使命感が求められよう。のらくらと、服を濡らした露が乾くのを待つようでは、自ら垂れた訓示にもとる。

  如今,一定有自卫官认为遭到了守屋的背叛吧。欲宣守屋往国会接受质询的动议紧锣密鼓。届时将检验守屋本人是否拥有尽职尽责的使命感。如若在接受质询时闪烁其词、摆出只待被露水打湿的衣服自然干的架势,那守屋就违背了他自己垂范於文职官员面前的训示内容了。


 

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