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肥満の大敵だが、揚げ物はうまいから困る。熱した油をくぐらせるだけで、食材は滋味を増す。タマネギに優しい甘さが満ちる様子などは神秘的だ。自作となると意外に難しいのがコロッケで、具の水気、パン粉のつき、油温のどれを間違えても衣が破れる。
虽说油炸食品容易导致肥胖,但却很少有人能抵挡其美味。哪怕只是轻微地在油中炸一下,食物便会变得更加美味,油炸后的洋葱更是发出那一丝丝让人难以置信的甜味。如果要自己亲手做,最难的恐怕要数炸肉排了。配料所含水分,和生粉、油温控制等等,任何一个环节出了问题,油炸的外皮都会破碎。
北海道の食肉業者が豚肉入りの「牛ミンチ」を出荷し、全国の生協で冷凍の「牛肉コロッケ」として売られていた。牛肉の赤みを出すため、内臓や血液も混ぜたという。産地や鮮度の偽りなど、疑惑が次々と解凍されている。
北海道的某肉食品加工厂将掺杂猪肉的 “牛肉馅”,通过全国消费合作社制成速冻“牛肉炸肉排”销往全国。据说,为了使馅料呈现出牛肉的红色,他们甚至将内脏和血都混入其中。目前,产地,新鲜度等诸多作假问题正在被一一被曝光。
「混ぜれば分からない」(社長)の読み通り、偽ミンチ入りのコロッケはなかなかの人気だったという。たいていのものをうまくする揚げ衣の中の、ジャガイモに紛れた肉片だ。ソースもついたホクホクを口にして、なお「豚じゃないか」と見破れる舌は多くない。
“掺杂在一起人们根本分辨不出来。”正如该公司总经理所描述的一样,掺假肉馅的炸肉排还一度深受欢迎。将相似的掺假肉馅分散在土豆中,经过油炸,再加上一些调料,热腾腾的吃到嘴里,恐怕没几个人还能分辨出“这不是猪肉吗”了吧。
店頭から撤収された冷凍食品の袋には「牛肉」の文字が「コロッケ」の何倍もの大きさで表示されていた。偽ミンチは、そんな日本人の牛肉信仰につけ込む悪知恵でもある。
从撤柜的速冻食品的包装袋上,我们发现“牛肉”两个字,要比“炸肉排”几个字要醒目的多。这正所谓,日本人如此热衷牛肉,才使得有人想到了掺假。
牛は豚より上という肉の序列は、簡単に揺るがない。豚肉などを混ぜることは「安くする工夫」(社長)だった。記者会見で言い逃れが尽きたら、身もふたもないことを言う。これでは、ささやかなぜいたくも興ざめだ。豚肉を禁忌とする宗教があることも忘れてはいけない。
牛肉好过猪肉,这个观点似乎很难撼动。记者招待会上,理屈词穷的公司总经理竟毫不忌讳地说出了:掺假“就是为了降低成本。”在这里,还有一个问题不容忽视,那就是有一些宗教是禁食猪肉的。
この醜聞に救いがあるとすれば、豚肉を混ぜた人たちの告発が、「企業秘密」の厚いコロモを内から破ったことだ。人の良心や正義感を侮るなかれ。どちらも舌ほど甘くない。
如果说在这件丑闻中还有什么值得庆幸的事情的话,参与作假的工作人员揭发了这个披着厚厚外衣的“企业秘密”。人们的良心和责任感不容忽视,远没有舌头那么脆弱。