您现在的位置: 贯通日本 >> 学习 >> 天声人语 >> 正文
2007年01月22日の「天声人語」

论坛讨论地址:

http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=86209&page=1

加藤楸邨(しゅうそん)に〈水売(みずうり)や暑さたとへば雲のごと〉という句がある。ミネラルウオーターが冬でもよく売れるようになったのは、ここ10年ほどのことだという。昨年は国産と輸入をあわせ、2リットルのペットボトルにして全国でざっと10億本分が消費された。

加藤楸邨写有这样的句子:“街头卖水处,寒冬亦酷暑。据说,矿泉水变得冬天也很好卖,是这十年来的事情。去年,国産和进口的加起来,全国约消费2PT瓶矿泉水10億瓶的数量。
 
ミネラルウオーターが日本の家庭に急速に広がったきっかけは、82年に飲料容器にペットボトルが認可されたことだった。それから四半世紀で、この浸透ぶりはめざましい。

矿泉水在日本家庭迅速普及是缘于1982年飲料容器中PT瓶的使用和认可。之后的1/4世纪里(25年内),其渗透力十分惊人。
 
水道の蛇口をひねれば飲める水が出る。それが日本の良さの一つだろう。なのに都会の水は清潔であっても、あまりにまずくなった。リサイクルが難しいペットボトルには抵抗感もあったが、ついに手を伸ばし、「カネで水を買う時代になったか」と敗北感にも似た気分を味わったのはいつだったか。

拧一下管道的水龙头,可饮用水就会流出。这是日本的优点之一。然而,即使城市的水是清洁的,也会变得很难喝。虽然对难以再利用的PT瓶也有过抵抗的心理,但是,是什么时候我们终于逐渐变化,并体会到真到了用钱买水的时代吗这种类似失败的滋味呢?

映画『硫黄島からの手紙』で印象深かったのは、兵士たちが米軍だけではなく、水とも戦っていたことだ。総指揮官の栗林忠道中将は家族への手紙で、渇水のつらさを何度も訴えている。「湧水(わきみず)は全くなく、全部雨水を溜(た)めて使います。それですからいつも、ああツメたい水を飲みたいなあと思いますが、どうにもなりません」(梯(かけはし)久美子『散るぞ悲しき』新潮社)。

电影《硫黄島战书》中令人印象深刻的是,日本的将士们要斗的不仅是美军,还有用水。总指揮官栗林忠道中将在给家人的书信中多次提到缺水的痛苦。几无涌出的泉水,全用蓄着的雨水。因此总是想要喝一喝那清冽的凉水,渴望难耐。
 
水との戦いは過ぎ去った話ではない。ユニセフによると、安全でない水が原因で命を失う幼児は世界で年に約180万人にのぼるという。水くみに追われ、学校に通えない子供たちも数多い。

与水斗,并非往事。据联合国儿童基金会统计,因不安全饮水导致死亡的儿童人数,世界每年約达180万人。也有很多孩子因忙于取水而无法上学。

水の豊かな国に住み、世界各地の水を消費する。そんな私たちだからこそ、水の大切さを忘れたくない。

我们生活在水资源丰富的国家,能喝到世界各地的水。正因为如此,希望要牢记水的珍贵。

 

文章录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

相关文章