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2007年01月20日の「天声人語」

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 「日本銀行は誰のものか」。経済学者だった大内兵衛氏は、「朝日ジャーナル」が創刊された59年に、そんな表題の論文を寄せた。「金融は産業の血液であるが、中央銀行はその心臓である。全国の各銀行はその血管である。金利は、すなわち脈搏(みゃくはく)である」

 
“日本银行属于谁”,曾是经济学者的大内兵卫氏在《朝日新闻》创刊59年之际,将如此命题的论文寄与本栏。“金融是产业的血液,而中央银行就是它的心脏。全国各地的分行是其血管。利息,则是它的脉搏“。


 日銀という心臓が、金利という脈搏を変えないことを決めた。この利上げ見送りという結論は、政治の圧力によるものではないかとの見方があるようだ。

 
然而日银这颗心脏,却决定不改变利息这条脉搏。也有看法认为限制利率上调的结论,源于来自政界的压力。


 確かに、自民党の幹部らが利上げを牽制(けんせい)する発言をしていた。日銀の福井総裁は圧力説を否定したが真相は分からない。

 
不错,自民党的骨干们确实发表过干涉利息上调的言论。尽管日银的福井总裁否定了压力一说,但真相又是如何呢?

 旧西ドイツの中央銀行総裁を務め、「ドイツマルクの守護者」とも称されたというフォッケ氏が、次のような趣旨のことを述べている。中央銀行の指導管理を、政治すなわち政府に従属させようとするなら、その政府機関は、通貨や金融問題で中央銀行の当局者より高度の専門知識と実際的経験を有することが必要だ(『健全通貨』吉野俊彦訳・至誠堂)。

 
曾担任联邦德国中央银行总裁、也被称作“德国马克守护者”的佛奎先生,如此陈述:(大意)如果要中央银行服从政治、也就是政府的指导管理,那么必须要此政府机关在通货及金融问题上,具备高于中央银行当局者的的高度的专业知识和实际经验(《健全通货》吉野俊彦译·至诚堂)。


 この通りだとすれば、政治や政府が圧力で日銀を指導管理することは、本来は不可能なのだろう。それなのに疑われるのは、やはりあの村上ファンドへの出資があったからか。

 
若当真按此套路,那政治或政府本是不能靠压力来指导管理日银的吧。尽管如此,却仍让人疑忧不止,果然是因为日银向那村上基金投资一事吗。


 
フォッケ氏は、中央銀行は各家庭の主婦のささやかな家計や一般大衆預金者に対して責任を負っているとも述べた。福井氏も思いは同じかも知れない。しかしゼロに近い預貯金の金利とはけた違いの利益をあげる出資を、総裁になっても続けていた。そのことへの疑問が、日銀が打ち出した「脈搏」への疑問にもつながっている。

 
佛奎氏还说过,中央银行对每个家庭主妇的琐碎收支和普通私人储户都负有责任。或许福井氏也怀着类同的想法,但由他出任日银总裁后,存款近零的利率和与之相差几位数高额投资却依然在持续。对此事的疑问,也关连到日银打出的“脉搏”的疑问。

 

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