论坛讨论地址: http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=85279&page=1 古今和歌集の仮名序に、印象深い一節がある。「やまと歌は、人の心を種として、万(よろづ)の言(こと)の葉(は)とぞ成れりける」。和歌は、人間の本性がことばという形にあらわれるものだという(『新日本古典文学大系』岩波書店)。 古今和歌集的假名序中。有一节印象颇为深刻:“和歌是以人心为种子,幻化成万物的枝叶”。即,将人类的本性用语言这一形式表达出来便是和歌。(《新日本古典文学大系》岩波书店)。 それから約1100年の時が流れたが、人の本性の発露の器として、和歌は魅力を保ち続けている。東洋大が募った「現代学生百人一首」に、6万首以上の応募があったという。その入選作からは、時代と共に変わり、また変わらない人の本性と営みが垣間見える。 距今约1100年,时光荏苒,作为流露人类本性的道具,和歌持久保持着其魅力。东洋大学征集的“现代学生百人一首”的活动,据说应征作品达6万首以上。从这些入选作品中可以窥视出,随着时代的变迁、依然未变的人类的本性及行为。 〈好きだったその気持ちだけで十分と我に思わす六月の青空〉高2・佐々木愛。〈降り立ちて遠くを見れば夕焼けに消えてくバスの孤独な陽炎〉高2・荒井恵。人生の切なさは、いつの世にも変わることはないようだ。 “六月晴空之所以完美、是因为爱恋”高2·佐佐木爱。“下车驻足放眼远眺、晚霞渐褪去、巴士孤烟起”高2·荒井惠。人生的感慨似乎无论哪个时代都不会改变。 身の回りのものや仕組みは変わってゆく。〈パソコンで電子の海に組み込んだホームページは僕だけの船〉高3・山崎佳士。〈「このままじゃあんたニートになるしかない」母の辞書に「冗談」は無い。〉高1・大日方駿介。 周遭的事物、构造瞬息万变。“电脑编写的、电子海洋的主页、是我独有的帆船”高3·山崎佳士。“‘如此长下去,奈何成游民’母亲的字典里没有‘玩笑’”高1·大日方骏介。 祖父母に向ける視線には、やわらかさがある。〈ばあちゃんが着ていたパジャマ手にとって毛玉の数ほど思い出あった〉高3・阿部さくら。〈笑み浮かべ稲刈眺む介護5の祖父暖かき陽の中にをり〉高2・穂苅裕毅。 凝视祖父母的视线中有一线温柔。“手拿祖母身着衣,千思万绪如毛球”高3·阿部樱。“旭日暖阳下、尚需5级护理的祖父、望着丰收的麦穗、充满着喜悦”高2·穗莉裕毅。 みずみずしい感性が光る。〈人間って皆個性を主張してなんだか似てる色えんぴつに〉中3・村尾幸帆。〈羽化といふその瞬間の危ふさに力漲る蝶の前足〉大3・花俣明子。羽化を待つような不安と期待とが、若い心には、宿り続けてほしいものだ。 泛着聪慧感性的光辉。“人类每个人、张扬的个性、用彩色铅笔,谱写绚丽多彩…”初3·村尾幸帆。“蓄势待发的前足、羽化瞬间的危险”大3·花吴明子。希望等待化蝶前的不安与期待,能永远驻留在年轻的心中。 |
2007年01月16日の「天声人語」
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