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2007年01月13日の「天声人語」

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米テキサス州のクロフォードといえば、ブッシュ大統領が休暇を過ごす所として知られている。一昨年の夏、その地に赴き、道ばたで座り込みをしながら大統領に面会を求めたのがシンディシーハンさんだった。前年に、当時24歳だった息子のケーシーさんをイラク戦争で失った。

说起美国得克萨斯州的克劳福德,它作为布什总统的渡假农场而无人不知。
前年夏天,辛迪希恩女士前往此地,在路旁静坐,要求会见总统。前年,在伊拉克战争中,她失去了当时年仅24岁的儿子凯西。

座り込みの後、ニューヨークの集会で述べた。「もう二度と息子の声を聞くことはないのです……イラクに大量破壊兵器はなかった……何のために戦争をして、何のために息子たちは死ななければならなかったのでしょう」

静坐示威后,她在纽约的集会上说道:再也听不到儿子的声音了……在伊拉克没有发现大规模杀伤性武器……为何要发动战争,为何孩子们要无谓牺牲呢

イラク戦争が泥沼化する中、ブッシュ大統領が、兵の増派を柱とする新戦略を発表した。「過ちがあった点については、私に責任がある」と述べた。しかし増派は、シーハンさんのような母や父、妻子らを更に増やすことになりはしないか。

 

伊拉克战争陷入泥潭之中,布什总统公布了向伊拉克增派兵力为核心的新战略。并说道:关于存在过失之问题,我负有责任。然而,对伊拉克派兵,不就会增加更多的希恩式的父母和妻子吗?

大統領の過ちとは、大統領の言う送り込んだ兵の数ではないはずだ。国際社会の多様な声に耳を貸そうとせず、単独行動主義に傾いて先制攻撃をかけたことが、そもそもの過ちではなかったか。

所谓布什的过失,当然不是他所说的派往伊拉克士兵的数量。不理会国际社会的各种呼声,倾向单边主义而对伊拉克发动先制攻击,这才是他最根本的过失吧。

イラクを攻撃して街や国を壊すことは、軍事の超大国にとって難しくはなかった。一方で、破壊による混沌(こんとん)から秩序をつくり出すことはできず、日々おびただしい命が失われ続けている。

进攻伊拉克,破坏其城市和国家,这对一个军事超级大国而言并非难事。另一方面,美国无法从这种破坏所带来的泥潭局面中创建出秩序来,继续导致每天都有大量的人丧失生命。

壊れた街ならば、つくりなおすのも不可能ではない。しかし、壊された命をつくりなおすことは誰にもできない。民族や国籍を超越した生命体を畏(おそ)れる姿勢が、この戦争でも問われている。その問いは、戦争を始めた国だけではなく、同盟諸国にも向けられている。

毁坏的城市,可以重建;而死去的生命,谁也无法令其再生。对超越民族和国籍的生命个体是否持有担心的态度,这也是这场战争要谴责的。这种谴责,不仅指向发动战争的国家,也指向它的各个同盟国家。

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