您现在的位置: 贯通日本 >> 学习 >> 天声人语 >> 正文
2006年12月06日の「天声人語」

论坛讨论地址:

http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=80798&page=1

 東野圭吾さんの小説『手紙』は映画化にあわせて今年10月、文芸春秋から文庫になった。帯に「たちまち100万部突破」とある。若い人たちによく売れているようだ。

   东野圭吾先生的小说《信》在今年10月正式上映的同时,也被收录进了文库之中。据说上市没多久就创下了“销售突破100万”的实绩,非常受年轻人的欢迎。


 
強盗殺人の罪で刑務所に収監された兄のために、弟が社会からの差別や疎外に苦しむという話だ。弟がジョン・レノンの「イマジン」を歌おうとする場面で、小説は終わる。   

小说讲述的是因哥哥犯抢劫杀人罪入狱,弟弟在社会上饱受歧视和疏远艰苦生活的故事。在弟弟欲唱起John Lennon的《Imagine》的场景中,小说画下了尾声。


 イマジンはいろいろなところで歌われる。カンボジア内戦を描いた映画「キリング・フィールド」では最後に流れた。今年のトリノ五輪の開会式にも登場した。今月8日はレノンの命日だ。熱狂的ファンを自称する男にニューヨークの自宅アパート前で銃撃され、死亡した事件から26年になる。

Imagine》在许多地方被传唱着。在描写柬埔寨内战的电影《The Killing Fields》片尾,在特里诺奥林匹克的开幕式上,均有听闻。这个月的8号是Lennon的忌日。距离那名自称是狂热追随者的男子在纽约自家公寓前开枪将他杀害的日子,已经有26年了。

   

 6年前、命日にたまたまニューヨークにいあわせたことがあった。事件現場に行こうとしたら、地下鉄の駅であまりの人の多さに驚いた。本当のファンに加えて、世界中からの「お上りさん」でごった返している。日本人も数百人はいるように感じられた。

   6年前在Lennon忌日这一天,笔者恰好身处纽约。在去往事故现场的途中偶遇地铁站聚集的大量群众。加上他真正的追随者们,世界各地来参与的人数之多,不禁另人为之惊叹。感觉其中日本人也不下数百人。


 自宅アパート前のセントラルパークの一角に記念の庭園がつくられ、多くの写真や花束が供えられていた。小雪が舞い、路面から冷気がはい上がってくる中、黙祷(もくとう)したり、大声で祈ったり、合唱したり、人
の弔意の表現方法は様だった。今年も多くの人たちがあの庭園に集まって、故人をしのぶのだろう。

   
利用住宅公寓前中央公园的一角建造了纪念庭园,并摆设了很多照片和花束。在雪花飞舞,路面寒冷的情况下,人们各种方式悼念着Lennon,或默默祷告、或大声祈愿、还有人聚集合唱。今年也同样会有很多人不约而同地到这个庭院来悯怀故人吧。


 日本でも、さいたま市に「ジョン・レノン・ミュージアム」という施設がある。00年につくられ、年間4万人が訪れる。8日は開館時間を午後9時まで延長して、献花を受け付けるという。

   在日本的崎玉市还特意建有“John Lennon博物馆”。该馆于2000年建成,年访问量平均在4万人次。据说这个月8号的开馆时间将延长至晚上9点,并接受人们的献花。

文章录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

相关文章