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2006年11月14日の「天声人語」

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「力が弱い無抵抗だから」「いい子ぶるなまいきだから」「よくうそをつく」「動作が鈍い」——。いじめによる事件で昨年検挙補導された児童生徒326人について警察庁が動機を調べると、こうした答えが目立ったという。やはり弱い者に対する攻撃が、いじめの中心にあることがうかがえる。

据说,警察厅就动机问题对去年被拘留教育的欺侮事件中326名儿童和学生进行调查,他们的回答比较集中的有以下几种:“因为他们力量小,不能反抗”、“因为他们总是一副好孩子的嘴脸,骄傲自大”、“因为他们经常撒谎”、“因为他们反应迟钝”。可见对弱者的攻击仍是“欺侮”的主要原因。
 

いじめられている子どもの声に耳を澄ますことが肝要だが、被害者203人について調べると、誰にも相談しなかったのが35%あった。01年の7%から急増している。

 

聆听被欺侮孩子的心声最为重要,然而,调查了203名受害者,有35%的孩子没有找别人倾诉、商量,此比率从2001年的7%急剧上升。

 被害者が孤立する傾向がみえるが、一昨日埼玉県で、「同級生から金銭を要求された」と学校に相談していた中学3年生が自殺した。大阪府では、学校側が中学1年生に対する別の生徒からの嫌がらせをつかんでいたのに自殺に至る事件があった。

受害者大都有被孤立的倾向。前天埼玉県一名初中3年级的学生自杀了,他(她)曾向学校反映“同班同学向他(她)索要钱财”; 大阪府则发生了另一起自杀事件,校方虽然查到了一名初中1年级学生被其他学生欺负的情况,但还是没能避免该学生自杀。
 

深刻さを増すいじめだが、絶つ手だては無いのだろうか。弁護士で、江戸川乱歩賞を受けた作家でもある中嶋博行さんが新著『君を守りたい』(朝日新聞社)に、茨城県の筑西市立下館中の「君を守り隊」の活動を紹介している。

日益严峻的欺侮事件,难道就没有制止的方法了吗?律师兼获得江戸川乱歩奖作家的中嶋博行先生在新书《想要保护你》中,介绍了茨城県筑西市立下館中的“保护队”的活动情况。

 10年前に教師が呼びかけ、生徒が自主運営する「守り隊」ができた。生徒一人ひとりが隊員となり、いじめの情報収集やパトロールを始めた。やがていじめは見られなくなり、4年前にパトロールをやめても変わりはないという。

据说,“保护队” 成立于10年前,由老师倡导、学生自主运作。队员由一个一个的学生组成,开始掌握情况,并进行巡逻。不久,欺侮行为消失了,4年前取消了巡逻,也没有再发生。
 

「いじめをしない、させない、許さない、そして君を守りたい」。この発足時のスローガンから隊の名がついた。どの学校でも可能とは言えないが、いじめの深い闇を照らす一条の光になり得ると思いたい。

 

保护队的队名取自刚成立时的口号“不欺侮别人、不让别人欺侮你、不允许欺侮存在,坚决保护你”。并不是说每所学校都有能力这么做,但我想此种办法定能成为“欺侮”这无边黑暗中闪烁着的一缕光亮。

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