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2006年10月02日の「天声人語」

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車いすで一人暮らしの塚本喜英(きえ)さん(62)は、介助犬のジッピーを「うちの次男坊」と呼ぶ。「テーク電話」と指示すれば、電話の子機をくわえてくる。「ギブ」で、手元に置いてくれる。

过着轮椅生活的孤寡老人塚本喜英女士(62岁)管她的辅助犬吉比叫“我的二孩儿”。命令它“拿电话”,它就把电话的分机衔来。说声“给我”,它就将电话放在她的身边。

東京都豊島区で薬局を営んでいた11年前、自転車に乗っていて車にはねられた。頸髄(けいずい)を傷つけ、首から下がほとんど動かなくなった。 知り合いになった訓練士から介助犬との暮らしを勧められた時、ためらった。自分で散歩に連れて行けず、食事を与えることも排泄(はいせつ)の処理もできないからだ。しかし、そうした世話は友人やボランティアの人たちが引き受けてくれた。

11年前,在東京都豊島区经营药店的塚本女士,骑自行车时被汽车撞倒了。頸髄受伤,导致脖子以下几乎不能动弹。当一位认识的驯狗师建议她和辅助犬一起生活时,塚本女士犹豫了。因为她自己不能带着它散步,也不能照顾它的吃饭和处理它的排泄。然而,这些事情却由朋友和志愿者们承担了。

 

03年にやって来たラブラドルレトリーバーがジッピーだった。いま体重33キロ、6歳になる。塚本さんはジッピーの役割を「すき間仕事だが、なくてはならないもの」と語る。障害のない人にとっては床に落ちた物を拾うのは何でもないことだが、車いすの塚本さんはだれかの助けを借りねばならない。ジッピーなら、そばで遊んだり、まどろんだりしているので、いつでも気兼ねなく頼める。

就这样,2003年领来的这只Labrador retriever拉布拉多猎犬)便是吉比。现在6岁,体重33公斤。塚本女士说吉比的作用是“无‘空’不入的工作,一刻也不能缺少”。对身体无任何障碍的人而言捡起掉落地板的东西是一件不足挂齿的小事,但是,对轮椅上的塚本女士来说,却必须要借助别人的帮助才能完成。而吉比总在身边玩耍,或打着盹儿,随时可以不用客气地请它帮忙。
 

身体障害者補助犬法が施行され、今月で4年になる。公共施設や飲食店、スーパーなどは介助犬や聴導犬、盲導犬の受け入れを義務づけられている。「法律が知られるようになったのでしょう。拒まれることは少なくなった」

 

《残疾人補助犬法》实施以来,至本月已经4年了。这部法规定了公共施設和餐飲店以及超市等场所有义务接受補助犬、聴導犬、盲導犬的进入。“也许越来越多的人知道这部法律吧,被拒绝的情况很少发生了。”塚本女士如是
 

塚本さんはしばしばジッピーと一緒に小中学校に招かれ、生活ぶりを話す。ある小学校では話を聴いた子どもたちが近所の店を回り、「補助犬同伴可」のシールを張るよう頼んでくれた。そうしたことがとてもうれしい。

 

塚本女士常和吉比一起被邀请到中小学校,介绍生活情况。其中有一所小学,孩子们听了介绍之后就奔忙于附近各店,请求张贴“補助犬同伴可以入内”的纸张。很高兴有这样的事情发生。

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