论坛讨论地址: http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=69122&page=1 げん担ぎは何ですか。自民党総裁選の投票日に、こう聞かれた安倍晋三氏は立候補表明の日と同じネクタイにしたと答えた。「家内が、よいと言うので」という濃紺と銀系のしま模様だった。
您选择上次使用过的哪样东西以在今天的选举中讨个吉利?当有人在自民党总裁选举投票之日问起这个问题时,安倍晋三先生答道:我与提名候选人公布那天系的是同一条领带,因为内人说这条合适。那是一条有深藏青和银色花纹的领带。
「タフガイは水玉模様のタイをしめない」。こんな記事が本紙の投稿欄に載ったことがある。米国などでは、煮え切らない人物がよくする柄だとの見方が広がっているそうだ。確かに、大統領選の候補者は深紅一色とか赤や紺のしま模様が多い。 “铁汉不系水珠纹样的领带”,本报的投稿栏里曾刊载过此内容的报道。据说在美国等国家,人们普遍认为水珠纹样是优柔寡断的人喜欢的款式。的确,美国总统选举中的候选人多用深红系列或红色和蓝色条纹的领带。 政治家とネクタイといえば、中曽根康弘元首相を思い出す。20年前の秋、党の集会で「女性は私のネクタイの色や服はよく見ているが、何を言ったかは覚えていないらしい」と口を滑らせた。その夏の衆参同日選で勝った、おごりもあったろう。 说到政治家和领带,我想起原首相中曽根康弘。20年前的秋天,在一次自民党聚会上,他说漏了嘴:“女士们经常注意我领带的颜色和衣服,似乎没记住我都说了些什么”。这里面可能也包含有他对自己在同年夏天的衆·参议院同日選举中获胜的自豪之情吧。 国会で批判されると「女性は男性より鋭い審美眼でテレビを見ているから注意しようという意味だ」と弁明した。中曽根氏の「戦後政治の総決算」と安倍氏の「戦後体制からの脱却」の志向の近さが言われるいま思う。あれから政治はどう変わり、二つの「戦後」は何が同じでどこが違うのか。 对此,国会上有人批评他,而他辩解道:“我说这话的意思是,女性以比男性更为敏锐的审美观在电视上关注我们,我应该注意一点才对。”当今人们认为中曽根先生的“战后政治总决算” 「戦後日本は豊かになってモラルが低下した」「戦後日本のあり方を問う」。こんなふうに使われる最近の「戦後」は、日本の現状に対する批判の単なる枕詞(まくらことば)であることが多い。安倍氏の「戦後」にもその雰囲気は漂う。 “戦後日本物质富裕了,而道德却堕落了。”、“追问战后日本的状况”。 诸如此类的、最近经常被使用的“战后”一词,大多只是批判日本现状的“枕词”(日本和歌中的修饰词,或调整语调的词)。 きょうの民主党大会で、小沢一郎代表が新体制を築く。あすには安倍内閣ができる。初対決の国会で「戦後」はどう論じられるのだろう。濃密な応酬になればなるほど、ネクタイにも目が行く気がする。
在今天的民主党大会上,小泽一郎代表提出了构筑新体制。明天将组成安倍内閣。在国会的首次交锋中,将如何论及“战后”呢?我想随着应对的频繁进行,领带也会愈加引人注目吧。 |
2006年09月25日の「天声人語」
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