论坛讨论地址: http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=65957&page=1 宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」には、主人公のジョバンニ少年が級友ザネリたちにからかわれる場面が繰り返し出てくる。北方の漁に出かけて留守の父親がジョバンニに約束していった土産のことで、はやされる。「おとうさんから、ラッコの上着が来るよ」「ジョバンニ、ラッコの上着が来るよ」 宫泽贤治的《银河铁道之夜》中反复出现这样的场面:主人公焦班尼被同班同学们戏弄。去北方外出打鱼而不在家中的父亲以答应给他带礼物来哄骗他。“爸爸会给我寄来海獭皮做的外套噢”“焦班尼海獭皮外套来喽”。 しつこい嫌がらせにジョバンニは傷つく。「ぼくはどこへもあそびに行くとこがない。ぼくはみんなから、まるで狐(きつね)のように見えるんだ」(岩波文庫)。 ジョバンニの母は病に伏せっている。学校帰りには、活版所で活字を拾うアルバイトをして家計を助けている。そんなジョバンニの孤立感が、読み返すたびに胸に迫ってくる。そして、ザネリたちの「いじめ」が決定的な悲劇を招くまでには至らないところに救いを覚える。
愛媛県今治市で、学校でのいじめを苦に自殺した中学1年の男子生徒が、両親に「遺言書」を残していたという。「クラスでは『貧乏』や『泥棒』と言う声がたえず響いていて、その時は悲しい気持ちになります」「机にある小判は私だと思って持っていて下さい」「いつも空から家族を見守っています さようなら いままで育ててくれてありがとう」 過去に、いじめに絡む自殺で報じられた幾つかの「遺言」を思い起こす。「『チビ、デブ、短足』とからだの欠陥をいわれる。『気持ちわりい』といわれる」「みんなに悪口を言われ嫌われている」 間もなく新学期という学校も多いだろう。言葉が、取り返しのつかない悲劇を招かないよう、心したい。 大概很多学校马上就要开始新学期了吧。希望大家多多留心,千万不要再让语言招致不可挽回的悲剧。 |
2006年08月29日の「天声人語」
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