论坛讨论地址: http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=65237&page=1 次にあげる人物や地名などを見て、何を思い浮かべるだろうか。二つか三つ目で正解が出れば、はるか遠い世界に通じた人といえるかも知れない。 義経、四国、弥生、竜馬、網走、飛鳥、漱石、鹿児島、万次郎……。いずれも、宇宙に浮かぶ小惑星に付けられた名前だ。国立天文台によると、他に、たこやき、しじみ、きぼう、などもある。 小惑星は、太陽の周りを回っている小天体で、多くは火星と木星の軌道間にある。その小惑星の中で一番大きなセレス(ケレス)が、惑星の仲間入りをする可能性がでてきた。国際天文学連合(IAU)の総会で、惑星の新しい定義が提案されたからだ。 提案が通れば、セレスの他にふたつの星が加わる可能性がある。これまで、水、金、地、火、木、土、天、海、冥と呼び習わしてきた太陽系の9人きょうだいが、一気に12人に増える。3人とも、肉眼では見えないが、古来なじんできた惑星も少し違って見えてくるかもしれない。 「夕星(ゆうずつ)は、/かがやく朝が(八方に)散らしたものを/みな(もとへ)連れかへす。/羊をかへし、/山羊をかへし、/幼(おさ)な子をまた 母の手に/連れかへす」(サッポオ『ギリシア・ローマ抒情詩選』呉茂一訳)。 この夕星・金星に限らず、悠久の時を生きてきた星には、見る者を太古の時代に連れ返すような力がある。一方、地球上の転変は激しく、国や民族などによる争いや混乱も絶えない。しかし人はみな、この惑星に一時宿り、やがては去ってゆく。同じ「地球人」として、心がつながればいいのだが。 这黄昏时分的星星不仅是金星,在历经久远所诞生的星星中,具有把所见万物都带回到太古时代的力量。一方面,地球上发生巨大变化,国家和民族间的战争混乱不绝于世。但人都是在这个行星上暂时寄宿,不久就都会离去。做为同样的“地球人”,如果能心心相连该多好啊。 |
2006年08月18日の「天声人語」
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