论坛讨论地址: http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=65084&page=1 ドイツのノーベル賞作家、ギュンター・グラス氏が、第二次世界大戦中にナチスの武装親衛隊に所属していたと報じられた。「ブリキの太鼓」で知られ、「ドイツ人の罪」を問い続けてきた作家は、親衛隊への所属は自発的なものではなく、召喚だったと述べたという。 德国的诺贝尔奖作家京特·格拉斯被报道说在第二次摄接大战中隶属纳粹的党卫军。因《铁皮大鼓》而知名、不断追问《德国人之罪》的该作家解释说:加入党卫军非自己自愿,是被传唤的。 グラス氏と同じく1927年生まれのドイツ人で、昨年ローマ法王に選ばれたベネディクト16世は、ナチスの青少年組織ヒトラー・ユーゲントに入っていた。法王に決まる前、「入りたくなかったが、当時は仕方がなかった」と述べたという。人間をのみ込む時代の奔流と個人の責任を、改めて考えさせられる。 与格拉斯同年(1927年)出生的德国人、去年被选为罗马教皇的本笃十六世,曾参加过纳粹的青少年组织希特勒青年团。在当选教皇前,他说:“我并不想加入青年团,但当时没有办法”。这让我们再一次思考在吞噬人类时代中导致狂流和个人的责任。 10年前の8月15日に他界した政治思想史学者、丸山真男氏が「戦争責任論の盲点」で述べた。「問題は……それぞれの階層、集団、職業およびその中での個々人が、一九三一年から四五年に至る日本の道程の進行をどのような作為もしくは不作為によって助けたかという観点から各人の誤謬(ごびゅう)・過失・錯誤の性質と程度をえり分けて行くことにある」(『丸山真男集』岩波書店)。 10年前的 そのえり分けの作業は、日本が他国にしたことを正面から見ることと切り離せない。日本が何をしているかを知り、それを導いた人たちの責任は、格別に重い。 这项澄清工作不能不从正面来看日本在他国做了些什么。知道日本正在做些什么、引导着这样做人的责任是巨大的。 同時に、戦争への奔流を加速したメディアも大きな責めを負っている。そして国民の多くにも責任はある。 同时,对战争兴风作浪的媒体也负有很大的责任。而且许国国民也有责任。 大戦の傷は、戦後61年たっても、国の内外から消えない。将来、「あの当時は……」という釈明を繰り返さないようにする責任は、今を生きる個々人が負っている。 战争的伤痕在战争结束61年之后还没有从国内外消失。为了将来不至于反复解释“当时怎么怎么…”的责任,是现在活着每一个人要担负的。 |
2006年08月15日の「天声人語」
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