论坛讨论地址: http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=64564&page=1 時には、うなったり、それにものを言わせたりする。消えるのも早いが、ためたり、ふやしたりもできる。しかし焼く、捨てるはまずないと思っていたが、それをやっていたという。 岐阜県のほぼ全組織が、不正経理で4億6千余万円もの裏金をつくった。そのうち約500万円が焼かれたり、ごみに混ぜて捨てられたりしていたという。証拠隠滅のため、あるいは税金は他人の金と考えたのかも知れないが、紙幣を焼き、ごみに混ぜる姿は不気味でおぞましい。
岐阜县的近乎整个县政府机关因不正当手段共获得了4亿6千万日元贿赂金。据说这笔钱款中有500万被烧毁或是夹杂在垃圾中被丢弃了。他们之所以作出烧毁钱款或是把钱夹杂在垃圾中丢掉这种令人毛骨悚然的行为或许是为了销毁证据、或者是把别人的税金不当钱看吧 「十三枚の緑色の紙切れをつかみ出し、赤黒い焔の中に投げ込んだ」。堀田善衛の芥川賞受賞作「広場の孤独」には、主人公が計1300ドルの紙幣を燃やす場面がある。「焔は新しい対象をえて、それが可燃かどうか調べるように一時焔を収めたが、見る見る青緑の火が長方形の紙幣のはしはしを嘗(な)めはじめた」 舞台は戦後間もない東京で、金はそれまでの暮らしを捨てて新しい人生に飛び立つ資金になりうるものだった。焼いてその道を閉ざす。切迫した心理を描く手だてとして、あやしく燃える紙幣が効果的に使われていた。 焼かれたという岐阜の裏金は、どんなあやしい燃え方をしたのだろう。諭吉が、あるいは漱石が焼かれてゆく様は、正視できない気がする。 紙幣にも、寿命がある。日本銀行に戻った紙幣は、汚れや破損で選別され、不適当なものは裁断されるという。平均寿命は1万円札で3~4年程度、よく走り回って傷みやすい千円と5千円札は1~2年ぐらいだ。焼き、捨てるのは、その命を奪うことでもある。 纸币其实也有寿命。 据说被回收到日本银行的纸币会根据其新旧及破损的程度进行分类,不合格的就会被销毁。一般说来,一万日元面值纸币的寿命在3-4年,而因流通性较强而较容易破损的1千日元和5千日元面值的纸币的寿命在1-2年左右。并且烧毁、丢弃钱款的事情也时有发生。 |
2006年08月05日の「天声人語」
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