论坛讨论地址: http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=63189&page=1 「ある意味で、彼の残りの人生は、贖罪(しょくざい)のようなものだった」。第二次世界大戦中、米国の原爆開発計画に加わった物理学者ウィリアム・シャークリフさんが先月、97歳で死去した際、息子のアーサーさんが述べた。「広島と長崎への原爆投下の後、彼はそれを自分が支援してしまったことに、ほとんどぞっとするほどの恐ろしさを感じていた」(ニューヨーク・タイムズ紙)。 あのアインシュタインは、ルーズベルト米大統領に対して原爆開発を促す手紙に署名したことを、後に深く悔やんだ。シャークリフさんは技術情報グループ長などを務めた。実際に開発に携わった人が抱いただろう「取り返しがつかないことをした」という悔恨がうかがえる。 シャークリフさんは、80年代にレーガン政権が掲げた戦略防衛構想(SDI、スター・ウォーズ計画)に反対していた。敵から飛来するミサイルを迎撃する構想だ。 その現代版とも言えるミサイル防衛(MD)システムの前倒しの配備を、防衛庁や在日米軍が検討しているという。北朝鮮のミサイル発射がきっかけだが、有効性だけでなく、憲法が禁じる集団的自衛権の行使との絡みなど課題も多い。
確かにミサイル発射は脅威ではある。「たたかれる前にたたけ」といった思いもあるだろう。しかし「必ずたたかれる」と、誰がどう判断するのかすら不明だ。専守防衛という戦後日本の基本姿勢が崩れる恐れもある。
戦争は、自衛の名目で繰り返されてきた。脅威に憤るあまり国の針路をあやまっては、それこそ取り返しがつかない。 战争在不断以自卫的名义发起。如果对威胁过于愤怒而误了国策方针,那才是真正无法挽回的。 |
2006年07月12日の「天声人語」
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