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2006年07月12日の「天声人語」

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「ある意味で、彼の残りの人生は、贖罪(しょくざい)のようなものだった」。第二次世界大戦中、米国の原爆開発計画に加わった物理学者ウィリアム・シャークリフさんが先月、97歳で死去した際、息子のアーサーさんが述べた。「広島と長崎への原爆投下の後、彼はそれを自分が支援してしまったことに、ほとんどぞっとするほどの恐ろしさを感じていた」(ニューヨーク・タイムズ紙)。
从某种意义上讲,他的余生就像是在赎罪,在二战中参加美国原子弹爆炸开发计划的物理学家97岁的威廉姆舒克利夫(William Asahel Shurcliff)逝世时,他的儿子阿瑟说道,“向广岛和长崎投下原子弹之后,对于自己的参与完成他感到不寒而栗般的惊恐”(纽约时报)
 

 あのアインシュタインは、ルーズベルト米大統領に対して原爆開発を促す手紙に署名したことを、後に深く悔やんだ。シャークリフさんは技術情報グループ長などを務めた。実際に開発に携わった人が抱いただろう「取り返しがつかないことをした」という悔恨がうかがえる。
爱因斯坦也对自己,在劝说美国总统罗斯福开发原子弹的信件上签字,而感到后悔不已。舒克利夫曾担任技术情报组长等职务。由此人们可以窥视到实际事开发人员心中“做了无法挽回的错事”的悔恨。
 

 シャークリフさんは、80年代にレーガン政権が掲げた戦略防衛構想(SDI、スター・ウォーズ計画)に反対していた。敵から飛来するミサイルを迎撃する構想だ。
舒克利夫曾反对80年代里根政权提出的战略防御构想(SDI、星球大战计划)。那是迎击敌人所发射导弹的构想。
 

  その現代版とも言えるミサイル防衛(MD)システムの前倒しの配備を、防衛庁や在日米軍が検討しているという。北朝鮮のミサイル発射がきっかけだが、有効性だけでなく、憲法が禁じる集団的自衛権の行使との絡みなど課題も多い。
防卫厅和在日美军正在商讨,这可以称之为现代版的导弹防御(MD)系统的提前的配备。这是以北朝鲜的导弹发射为契机的,但不仅是其有效性,还包括受宪法制约的集团性自卫权利的行使等课题也很多。

 

  確かにミサイル発射は脅威ではある。「たたかれる前にたたけ」といった思いもあるだろう。しかし「必ずたたかれる」と、誰がどう判断するのかすら不明だ。専守防衛という戦後日本の基本姿勢が崩れる恐れもある。
确实发射导弹是一种威胁。大概也有“先下手为强”的想法。但是谁都不能明确断定“一定会挨打”恐怕战后日本的专门防守的姿态将会瓦解。

 

 戦争は、自衛の名目で繰り返されてきた。脅威に憤るあまり国の針路をあやまっては、それこそ取り返しがつかない。

战争在不断以自卫的名义发起。如果对威胁过于愤怒而误了国策方针,那才是真正无法挽回的。

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