论坛讨论地址: http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=62826&page=2 サッカーのせいか、昨日はいつもより早く目が覚めた。テレビをつける。ドイツとイタリアの熱闘の隅に「北朝鮮がミサイル発射」の速報が流れている。やってしまったか。愚かなことだ。2発、3発と数が増える。他国の方角にミサイルを放つ。相変わらずの傍若無人ぶりに憤りつつ、日本のどこかに落ちないかと不安がよぎった。 この国が信用できないことは拉致問題でも分かっているが、その統治の実像はなかなか見えない。一国の基本を定める根本法は憲法だ。03年刊の『北朝鮮憲法を読む』(リイド社)を開く。
著者の翻訳家・保田剛さんによると、98年の改正で序文が付けられた。「朝鮮民主主義人民共和国は、偉大な領袖(りょうしゅう)金日成同志の思想と領導を具現したチュチェの社会主義祖国である」と書き出される。
「金日成同志は、『以民為天』を座右の銘とし、常に人民と共にあって」との一節もある。中国の古書に「王は民を以って天と為し、民は食を以って天と為す」とあるという。「つまり、古来より、為政者にとって最重要課題は、『国民を飢えさせることなく、食べさせること』にあった」 北朝鮮の飢餓問題が指摘されて久しい。時に伝えられる都市や農村の写真などを見ていると、素朴で穏やかな表情で写っている人々の奥に、もの言えぬ人々の気配がある。 国民は、自国が何をしているかも、世界からどう見られているのかも知らないのだろう。この国には、国際的な約束を破ってミサイルの発射を命じた者たちがいる一方で、耳目を閉ざされた人の群れがある。 国民大概不知道自己的国家在做着什么,世界将会怎么看待他们。在这个国家中,既有违反国际制约而发射导弹的命令者,也有被掩住耳目的百姓。 |
2006年07月06日の「天声人語」
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