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2006年05月29日の「天声人語」

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10年余り会社勤めをしていて、漁師になりたいと思ったら、どうすればいいのだろう。福岡に住んでいた山本幸徳さん(38)はインターネットで「漁師」を検索してみた。社団法人・大日本水産会の主催する「研修生募集フェア」の案内が出ていた。3年前のことだ。

 在公司工作了十多年突然想当渔夫了,怎么办才好呢?三年前,住在福冈的山本幸德(38岁)试着在网上搜索“渔夫”一词,出现了一则关于社团法人・大日本水产会主办的“研修生招募会展”的介绍。

 フェアの会場で、長崎市の漁協が募っていたアジの一本釣りの研修生に応募した。半年の研修の後、面倒を見てくれた漁師の下でさらに半年修業を積んだ。退職金などで、250万円の中古の漁船を買って、独り立ちした。

 展览会上,山本报名参加了长崎市鱼协招募的一杆钓竹荚鱼的研修生。半年研修后,他在照顾自己的渔夫的指导下又积累了半年的修行。之后他用退职补贴等花250万日元买了一条二手渔船,开始自立谋生。

 漁師は全国で毎年1万人近くずつ減り、今や二十数万人に落ち込んだ。一方で、毎年1千人余りが新たに漁師になる。その多くが転職組だ。

 全国的渔夫人数平均每年减少近1万人,现在已经只剩20几万人。另一方面,每年有1千余人成为新的渔夫。其中多数是转职而来的。

 全国漁業協同組合連合会はホームページで、「漁師になりませんか」と呼びかけている。「充実感が得られる仕事」がうたい文句だが、甘い仕事ではないとクギを刺すことも忘れない。「陸のサラリーマンの仕事とは全く違う。半端な気持ちやあこがれでは続かない」「収入も決して多くは望めない」

 全国渔业协同组合联合会网站的首页上向人们呼:“不想成为渔夫吗?”虽然它打着“这是一份能获得充实感的工作”的宣传标语,但也没忘叮嘱人们这不是一份简单的工作。“它与陆地上的工薪工作截然不同,如果抱着半途而废或仰慕的心情的话是干不下去的。”“千万不要想获得太多的收入。”

 山本さんは明け方に1人で沖に出て、夕暮れまで魚を追う。昼は船の上で弁当を広げる。土曜も日曜もない。「サラリーマン時代に比べ収入は減ったが、自然を相手に1人で仕事をしたかったので、つらくはない。がんばった分だけ返ってくる。海は裏切りません」。昨春結婚したことも、大きな支えになっているという。

 山本黎明时分一个人出海,捕鱼至傍晚。中午就在渔船上吃个盒饭。也没有周末。“与工薪时代相比收入是少了,但是因为想一个人在大自然中工作,也没觉得有什么痛苦。只要努力就有回报。大海是不会背叛人的。”听说去年春天山本结婚了,这也成了他的一大支柱。

 今年で5年目になる募集フェアが今月、東京と大阪で開かれた。山本さんの後輩として、約60人が研修生の候補に選ばれた。

 今年,本月已在东京和大阪举办第五届招募会展。约60人作为山本的后辈,被选为研修生的候补。

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