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2006年05月25日の「天声人語」

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電子メールのように印字されたものではない。細かい筆遣いまで見える文面が、どこか新鮮だ。ライブドア前社長・堀江貴文被告の自筆だという文書のコピーを見た。

  笔者最近看了一篇据说是被告人Livedoor的原社长堀江贵文亲笔写的文书的复印件。它不是像电子邮件一样打印出来的文字,而是可以看到极其细微的笔触的文字,给人一种新鲜感。

 月日がゆっくりと過ぎる拘置所での生活が「これまでの人生を振り返る良い機会になりました」とある。そして「今まで生き急いできたかなとも思うようになりました」。以前は「人の心はお金で買える」と述べていたが、心境の変化なのか。

  写在拘留所内漫长的生活时,他称之为“回顾人生的大好时机。”而且他还“开始觉得自己至今为止都是匆匆忙忙地过日子。”以前他常常说:“人心是靠金钱买的。”这是不是一种心境的变化呢?

 起訴事実の否認など、自己主張もしている。以前の目標は「株の時価総額世界一」だったはずだが、文書では「時価総額経営」をしていたつもりはないと述べる。株式会社である以上は利益拡大をめざすべきで、その考えは、事件の前後で変わっていないという。

  堀江还是坚持否认事实。他以前应该是以“实现世界第一的股份时价”为目标,但是在文书里面写的却是从来没打算实行“时价总额经营”。他认为既然是股份公司就应该以扩大利益为目标,这一想法在事件前后都没有发生过变化。

 ライブドアに限らず、利益拡大をめざすのが企業一般だとしても、その度はずれた追求が世の中を激しく揺さぶってきたという面は見逃せない。バブル経済や、はじけた後の不況によるリストラなどで、家計は痛めつけられた。多重債務者や、経済的な理由による自殺も増え、幾つもの偽装問題が起きている。

  不只是Livedoor,所有的企业一般都以扩大利益为目标,即便如此,也必须面对一个事实:过度追求利益会让局势变得动荡不安。泡沫经济及其破灭后的不景气造成的再度调整使得很多人家计受到创伤。债务累累的人,因经济原因自杀的人也因此而增加,还发生了几起伪造事件。

 ドイツの作家ミヒャエル・エンデは「モモ」「はてしない物語」などで日本でも親しまれた。幻想的な作風の中には、文明批判が込められている。

  德国作家米切尔・恩德的作品《莫莫》《讲不完的故事》邓在日本也很受青睐。幻想风格中包含了文明批判的思想。

 経済と金融システムを、がんに見立てたこともある。「つまり、それは生きつづけるために、常に成長し増殖しなければならないのだ」(『エンデのメモ箱』岩波書店)。利益拡大という果てしない成長にせかされて、生き急ぐ。現代人への、悲痛な警告だ。

  恩德曾经把经济和金融体系比作癌症。“就是说,经济要实现长期发展必须像癌细胞一样不断地生长繁殖。”(《恩德的百宝箱》岩波书店)人们急着实现利益扩大这一永无止境的发展目标,加快了生活的步伐。这是给现代人的一个悲痛的警告。


 

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