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2006年05月23日の「天声人語」

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ノルウェーの画家ムンクは、絵の主題として人間の死や病のほかに、性をよく選んだ。乙女と裸の娼婦(しょうふ)と尼僧を一枚に描いた「女性三相」を出展した19世紀末の個展は、激しい非難を浴びたという。「会場のボイコットだとか、警官を呼べとか叫ばれたのである」と、ムンクは述べている(R・スタング『エドワルド・ムンク』講談社・稲冨正彦訳)。

  挪威画家蒙克的作品除了以人的生死疾病为主题外,也经常选性作主题。19世纪末的一次个人画展上,他由于展出了一幅描绘少女、裸体娼妇和尼姑的画——《女性三相》而遭到强烈的谴责。蒙克描述当时的情景说:“会场上到处嚷嚷着要抵制画展,找警察等。”(R・Stang《爱德华・蒙克》讲谈社・稻富正彦 译)

 個展の会場に現れて、「とても興味深いですな」とムンクに語りかけたのが、既に「人形の家」などで知られていた、同じノルウェー出身の劇作家イプセンだったという。「今に見ていてごらんなさい、私と同じようになりますよ——敵が多ければ多いほど、友人も増えるというふうにね」

  据说当时同样是挪威出身的剧作家易卜生也去参观了蒙克的个人画展。那时易卜生已经因《玩偶之家》而出名,他对蒙克说:“我对你的画很感兴趣。看着吧,总有一天你会变得和我一样——敌人越多,朋友也会越来越多。”

 言葉の通りに、ムンクは国民的な画家となった。イプセンの方は、近代劇の祖とも言われるようになる。

  正如易卜生所言,蒙克后来成了民族画家。易卜生也被称为近代戏剧的鼻祖。

 「人形の家」の女主人公のノラは、夫にこう言い残して家を出てゆく。「わたしたちの家庭は遊び部屋みたいなものでした。わたしは実家ではパパの人形つ子でした。こゝではあなたの人形女でございます」(岩波文庫・竹山道雄訳)。

 《玩偶之家》的女主人公娜拉离家出走前对丈夫说:“我们家就像一个玩儿的地方。在娘家我是爸爸的玩偶,到着我又成了你的玩偶。”(岩波文库・竹山道雄 译)

 イプセンが他界したのは、今から100年前の1906年5月23日だった。その2年後に、夏目漱石が朝日新聞に連載した「三四郎」にはこんな一節があった。「イブセンの人物は、現代社会制度の陥欠を尤(もつと)も明かに感じたものだ。吾々も追々あゝ成つて来る」

  100年前的1906年5月23日,易卜生离开了人世。2年后,夏目漱石在朝日新闻上连载的小说《三四郎》中有这么一段:“易卜生笔下的人物都是些很能让人清晰地感受到现代社会制度缺陷的人物。我们也追其而来,力争成为和他一样杰出的人。”

 時は移った。しかし、世の中の制度と人間との間には、悩ましいものがあり続けている。そこに光を当てたイプセンは、今もなお新しい。

  物转星移。但是,人类与世俗制度之间的分歧依然存在。曾经在这方面大放异彩的易卜生对现代也有新的指导意义。

ps:最後の文の意味はあまり分からないが、一応そのように訳してしまった。

 皆さんのご意見を聞かせてもらいたい。

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