论坛讨论地址: http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=58953&page=3 広島でも長崎でも、原爆は地面すれすれで炸裂(さくれつ)したのではない。広島は約600メートル、長崎では約500メートルの高さで爆発した。かつて爆心地でその辺りを仰ぎ見た時、熱線や放射線をより広い範囲に浴びせるための悪魔的な計算なのかと思った。その瞬間の爆心地周辺を想像する度に、背筋が凍り付く思いがする。 无论是广岛还是长崎,原子弹爆炸都不是紧挨地面爆炸的。广岛的是在高空约600米处爆炸,长崎的则是在高空约500米处爆炸。笔者站在过去的爆炸中心仰望周围的时候不禁猜测那些数据是否是轰炸者为了使红外线和辐射线波及更广的范围而做的恶魔般的计算。每次想到那一瞬间爆炸中心周围的情景都会不寒而栗。 国が、被爆した人を原爆症と認定する時、これまで爆心地からの「距離の壁」があったという。被爆してがんなどを患う被爆者9人が「原爆症と認められないのは不当だ」とした訴訟で、大阪地裁が「壁」を破る判決を出した。「国は審査基準を機械的に適用すべきではなかった」と指摘、爆心地から3キロ以上の距離で被爆した原告を含む全員の不認定処分を取り消した。 在判断原子弹爆炸受害者是否患上原子弹爆炸症的时候,国家却声称爆炸中心距离这里有一堵“距离之墙”。受放射线影响而患上癌症的9名受害者曾经提出诉讼:“他们未被认定患上原子弹爆炸症是不合理的。”,大阪地方法院做出了打破“距离之墙”的判决。判决中指出“国家不应该机械地使用审查基准”,取消了包括在距离爆炸中心3公里以外受害的原告在内所有人的不认定处分。 被爆国・日本には、人類初の核兵器がもたらした惨禍の実相を把握し、伝える役目がある。その積み重ねが、惨禍を世界に知らせることになる。 原子弹受害国・日本有责任把握和传递人类最初的核武器所带来的祸害的真相。这种坚持可以让全世界了解核武器的祸害。 核兵器の廃絶を目指す運動に尽力した湯川スミさんが亡くなった。日本人初のノーベル賞を受賞した湯川秀樹氏の妻で、世界連邦世界協会の名誉会長だった。 在废除核武器的运动中尽心尽力的汤川须美逝世了。她是日本第一位诺贝尔奖获得者汤川秀树的妻子,也曾任命为世界联邦世界协会的名誉会长。 戦後、スミさんは夫と米国に渡った。同じ研究所に居たアインシュタインが、原爆開発の一端となったことを深く後悔し、秀樹氏に言ったという。「戦争が起こらない仕組みをつくらないといけない。そのためには世界を連邦にするしか道はない」 战后,须美追随丈夫去了美国。据说当时在同一个研究所的爱因斯坦曾经和秀树说过,他很后悔自己参与了原子弹开发。“必须建立一个没有战争的组织,为此只有将世界联合起来成立一个联邦。” 共感し、自らも核廃絶を希求した秀樹氏は、がんを患ってからも言い続けた。「君が運動の先頭に立て」。この言葉を胸に抱き続け、96歳で夫の元に旅立った。 秀树听了之后深表同感,自己也期望能够废除核武器,他在患了癌症之后仍不断对妻子说:“你要站在运动的最前列。”须美女士一直将这句话铭记在心,96岁的时候与世长辞,去和丈夫相聚。 |
2006年05月16日の「天声人語」
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