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2005年12月23日の「天声人語」

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遠くのビルの窓を染めて、いつものように夕日が落ちてゆく。100年後の地上は、どうなっているだろうか。ふと、そんなことを思ったのは、そのころには、日本の人口が今の半分に減ると予想する記事を読んだからだ。

在给远处的高层建筑染上漂亮的颜色之后,美丽的夕阳便同往日一样慢慢地落下山去。100年后的这里,将会变成什么样子呢?我是在看到预言100年后日本的人口将会变成现在的二分之一的消息之后,才会在不经意之间产生了那样的想法。

 2005年生まれの赤ちゃ螭问⑼訾胜盲咳摔问蛳禄丐搿C髦纹冥私y計を取り始めてから初めて、日本の人口が自然減に転じることが、厚生労働省の推計でわかった。政府の想定よりも1年早かった。

2005年出生的婴儿的人数,比全年死亡的人数还要少。自从明治时期开始进行人口普查以来,第一次日本的人口变为了自然减少,这是通过民政部门根据数据推算而得知的。

 私たちは今、おそらくは太古の時代からほぼ増え続けてきた人口のグラフの頂点に立っている。これからあとは、右下がりに減ってゆく。現在の1億2800万の人口が、このままだと、2100年には6400万になるという。人口がそのくらいだったころを過去にさがせば、あの大恐慌が始まった昭和4年、1929年から翌年あたりになる。

我们大家,现在,恐怕是正站在自太古以来不断慢慢增加的人口曲线图表的顶点上。从现在开始,这条曲线就会向右下角的方向递减下去。现在的一亿二千八百万人,照这个样子下去,就会像预言所说那样在2100年减少为6400万人。回头看看过去,与此人数大体相当的竟然是那个开始出现大恐慌的从昭和4年、1929年到第二年的那一段不堪回首的年月。

 イギリスの経済学者マルサスは、18世紀末に出した『人口の原理』で述べた。「人口は、制限せられなければ、幾何級数的に増加する。生活資料は算術級数的にしか増加しない」(岩波文庫)。徐々にしか増えない食糧に対する、人口の爆発的な増加の勢いを印象づける表現だった。

英国的经济学者马尔萨斯在他于18世纪末所写的《人口的原理》一书中这样说到。“人口,如若不加以限制的话,将会以几何级的倍数增加。而生活资料却只会以算术级的倍数增加”(岩波文库)。相对于缓慢增加的食粮,这句话给人们留下了人口急剧膨胀、势不可当的深刻印象。

 今後の自然減については、国全体で幅広く対処してゆく必要がある。しかし、そもそも、人口がいつまでも増え続けるものではないだろう。

关于今后人口减少这件事,全国上下大范围内是有必要做出相应的对策的。但是,要说起来的话,人口也不可能一直增长下去吧。

 半分の人口といっても、現在のエジプトやトルコ並みで、フランス、イギリスを上回る。今よりも、ひとりひとりが重みを増した、ひきしまった国に向けて、百年の計を立てる好機だ。

就算是只有一半的人口,也可以和现在的埃及和土耳其相当,处于法国和英国的上游。所以,现在正是向更加重视每一个人那样的国家迈进、制定百年大计的好时机啊!

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