您现在的位置: 贯通日本 >> 学习 >> 天声人语 >> 正文

2005年07月31日の「天声人語」

作者:无盐  来源:贯通论坛   更新:2005-8-2 10:34:00  点击:  切换到繁體中文

 

论坛讨论地址:

http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=39594&page=1

のんびりと、牛が草をはむ。おいしそうに食べているのは、クズ、シロザなどふつうは雑草と呼ばれる草木だ。伸び放題の黄色いセイタカアワダチソウも平らげる。 

    牛在悠闲地吃着草。牛喜欢吃的,是葛草、白黎等平常被成为杂草的草木。随意滋生的黄色长茎泡立草也吃得精光。

 草刈り用に牛を貸し出す。その名も「レンタカウ制度」。瀬戸内海に面する山口県柳井市で、ことしもやっている。人影の少ない、山あいの休耕田に、4頭の黒毛和牛を放っている。

   这是出借牛用来除草,也称为『租养制度』。面朝濑户内海的山口县柳井市,今年也在这样做。在人烟稀少、山沟深处的修耕地中,放养着4头黑毛日本牛。

 牛を借りるのは、年老いて農作業がつらくなった農家が多い。周りの田んぼの稲が青々と育つなか、草だらけにしていては害虫がわく。迷惑をかけまいとして、草刈りをシルバー人材センターに頼むと、金がかさむ。炎天下での作業は、請け負う人もきつい。

    借牛的,以年老体弱干农活很吃力的农家居多。稻田中的稻子葱葱绿绿地长着,若周围杂草丛生会孳生虫害。为不影响农作物,若委托老年人才中心割草,花费很大。在炎炎烈日下工作,受聘的人也很辛苦。

 ならば、牛に食べさせたらどうだろう。4年前に、市長の河内山哲朗さん(47)が言い出した。農地が減り続け、畜産も振るわない。ため息が重なる農業関係の集いでのことだ。牛を使えば、人件費も、えさ代も浮く。借り手も貸手も都合がいい。さっそく農協が事業化した。今夏は7軒の農家が利用する。

   那让牛去吃草怎么样?4年前,河内山哲郎市长(47岁)提出这一方案。农田在继续减少,畜牧业也不兴旺。农业中不容乐观的事一件接一件。如果使用牛除草,人工费、饲料费都能有所节余。对出借方、借用方都是好事,于是农协马上开始商业化工作。今年夏天将有7家农家使用。

 手間もかからない。放牧地の周囲に2本の電線を張る。そこに太陽電池で電気を流すと、さくになる。持ち運びも取り外しも簡単だ。市の試算では、5千平方メートルの草刈りを人間がやれば、2人で2日かかる。運搬処理費も含めて5万円なり。牛なら、2頭がそこに寝泊まりして約50日で食べ尽くす。機材費込みで2万4千円ほど。

    也不用费什么功夫。在放牧地的周围搭上2根电线,太阳电池通电的话,就成为放牧的栏杆。运输及拆装都简单。市里的大致估算,5000M2的草地,人工割草2人要干2天,包括运输处理费共计要5万日元。如果用牛,2头牛日夜都在地里的话大概50天能吃完。租牛费加上机械材料费大概24000日元。

 牛はもぐもぐと黙々と働く。こんなのどかな光景が全国の休耕地に広がったら気持ちよかろう。そう思った瞬間、きょとんとした眼の牛と目が合った。

   牛闭上嘴默默地咀嚼,这样恬静的光景如果在全国的修耕地都展开的话会将是件很惬意的事。这样想着时,和目光呆呆的牛对视了一下。


 


 

文章录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

  • 上一篇文章:

  • 下一篇文章:
  •  
     
     
    网友评论:(只显示最新10条。评论内容只代表网友观点,与本站立场无关!)
     

    中秋佳节月儿圆 这些日语称呼你

    【里约奥运会预热】奥运会比赛

    【盘点】日语中那些“鲜为人知

    各种和式点心的日文说法(中日

    【帽子日】盘点各种帽子的日语

    中国传统民俗“红盖头”日语释

    广告

    广告