您现在的位置: 贯通日本 >> 学习 >> 天声人语 >> 正文
2005年04月20日の「天声人語」

贯通会员翻译讨论作品,仅供参考,如果想参与讨论请登陆论坛天声人语版块。

http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=31335&page=1

見出しに大きく「和解」と刷られた新聞各紙を見ていて、諺(ことわざ)を題材にしたブリューゲルの絵が思い浮かんだ。ライブドアとフジテレビという現代のメディア同士の攻防が、16世紀の欧州の画家が描いた寓意(ぐうい)の世界と、なぜか通い合う

看到標題上印刷着的碩大的[和解]的報紙,以成語為題材作成的布留盖的画浮出腦海。所謂直播台和富士電視台的現代媒体同行的攻防,和16世紀的欧洲画家描絵的富有寓意的世界,怎麼着的就不謀而合了。

 「大きな魚は小さな魚を食う」という絵は、大魚の腹にのみ込まれた中ぐらいの魚が、さらに小さな魚をのみ込んでいるさまを描いている。力の強い者が弱者を支配するという諺で、日本ならば弱肉強食か。攻防の始まりは、この諺の逆で、小さな魚が大きな魚をのみ込むのか、という緊迫感があった。

称為[大魚吃小魚]的画,描絵了被呑噬到大魚腹中的中等大小的魚,呑噬着更小的魚的画面。力量強大的統治弱小的成語,在日本的話叫做弱肉強食巴?攻防的開始,与這个成語相反,小魚呑噬了大魚之類,透着緊迫感。


 ブリューゲルの大作「ネーデルラントの諺」には、数多くの諺を表す人や動物や風俗が画面いっぱいにひしめいている。「一本の骨に犬二匹」は、ふたりの人間が地位や財産で争うたとえだ(『ブリューゲルの諺の世界』白凰社)。


 布留盖的大作[ネーデルラント的成語]中,擁擠地描絵了許多表現成語的人和動物和風俗的画面。[兩只狗搶一根骨頭],暗喩了兩个人争奪地位和財産。


 「仔牛が溺れてから穴をふさぐ」は、事件が起きてから対策を立てる。「歯まで武装」は完全武装、「燃える炭火の上に座る」は、落ち着かないさまだ。司法の場で負け続けたフジ、ニッポン放送側の対応ぶりを思わせる。

[亡羊補牢]是指事件發生之后采取對策。[全副武装]指全身武装,[如坐針占]是指无法安定的人。讓人想到了在司法場上連連敗北的富士,對付日本放送方的様子。

 「親指の上で世界を回す」は、何もかも意のままに支配する人、「うまく世渡りしたいのなら、身をかがめねばならぬ」は、出世のために狡猾(こうかつ)な手段を使う。株の「時間外取引」が狡猾かどうかの見方は分かれるだろうが、この一撃は、世の経営者や株主をぎくりとさせた。

[世界掌握于股掌之間],什麼都能随心所慾的人,[如果為了順利生活,就不得不放下身段],為了出人頭地什麼狡猾的手段也可以使用。對股票做[工作時間以外交易]究竟是不是狡猾的看法当然應該一分為二,這一撃(看法),令全球的経營者和股東們大吃一驚。
 両者「痛み分け」の和解だという。一方で、巨額の利益を得た米証券もある。巨利を腹に収めた大きな魚は、もう遠くを泳いでいる。

可以称做是兩者[忍痛割譲]達成的和解。一方面,也有因此而獲得巨大利益的美国証券。而將巨大利益呑入腹中的大魚,也已経遠遠遊走了。


 

文章录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

相关文章