贯通会员翻译讨论作品,仅供参考,如果想参与讨论请登陆论坛天声人语版块。
http://www.kantsuu.com/bbs/list.asp?boardid=121
芦苇和橡树为他们的耐力争论不休。当大风刮起的时候,芦苇弯下腰,迎风仰倒,避免了被大风连根拔起。而橡树则奋起反抗,结果被连根拔掉了。(伊索寓言集)(岩波书库)
这个故事告诉我们不要对强者去争论、去反抗。的确芦苇柔和的应对方式是正确的。但是,坚持迎风而立的橡树的英姿,也有些让我们难以割舍的东西。
那一方是橡树,那一方是芦苇,这倒不是我们所考虑的问题。面对如何抵御吹袭而来的大风,而相互竞争的富士电视台和网络新贵livedoor,让我想起了这个寓言故事。
东京地方裁决团目前同意了livedoor的建议,决定暂时取消日本放送发行新股的预约权。这样,富士电视台将以什么姿态闯过这一关呢?网络新贵livedoor是以网络这个全新的媒介为依托迅速壮大起来的。而富士是日本战后兴起的巨大电波媒体的代表之一。他们的来历和功能决然不同。
在伊索寓言中,还有一个关于狐狸和豹子争论谁最美的故事。豹子总是在炫耀自己身上那五彩斑斓的花纹,于是乎,狐狸说道:“我才是最美丽的。不是外表,而是我充满智慧的心灵。”这个故事告诉我们智慧之美远胜于形体外表的美。
我也不是说谁是狐狸、谁是豹子。但是原本两者的竞争不是应该体现在各自媒体的优劣中吗?变成了竞争股票多少,这不能不让人感到遗憾。
03,12
樫(かし)と葦(あし)が頑丈さを競い合った。大風が吹いた時、葦は体を曲げ突風に身を任せて、根こそぎにされるのを免(まぬ)かれたが、樫は、抵抗して根っこから覆されてしまった(『イソップ寓話(ぐうわ)集』岩波文庫)。 強い者に対しては争ったり抵抗したりすべきではないという教えがこめられているという。確かに、葦のしなやかな対応ぶりや、そのしぶとさはいい。しかし風に向かって立ち続ける樫の姿にも、捨てがたいものがある。 どちらが樫で、どちらが葦というのではない。吹きつけてくる大風をしのごうとして、手だてを競い合うフジテレビとライブドアの姿に、この寓話を連想した。 東京地裁が、ライブドアの主張を認めて、ニッポン放送が予定していた新株予約権の発行を差し止める仮処分を決定した。フジテレビは、今度は、どんな構えでしのごうとするのか。ライブドアは、インターネットという新しいメディアの勢いに乗って大きくなってきた。フジテレビは、戦後の日本に築かれた巨大な電波メディアの一つだ。来歴も機能も異なる。 イソップには、狐(きつね)と豹(ひょう)が競い合う話もあった。豹が二言目には体色の多彩さを言い立てるので、狐が言った。「わたしの方がどれ程美しいことでしょう。だって、体ではなく、心が多彩なんですもの」。体の美しさより知性の装いが大事なことを説いているという。 これも、どちらがどちらと言うのではない。本来、両者の競い合いは、それぞれのメディアの中身でするものではないか。それが、株の数の競い合いになっているところが残念だ。