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2004年9月21日の「天声人語」

作者:huangq  来源:贯通论坛   更新:2004-10-12 20:18:00  点击:  切换到繁體中文

 

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アメリカという国では、誰でもが大統領になることができる。開かれた国アメリカについてよくいわれるせりふだが、元米国連大使A・スチブンソンはこう付け加えた。その危険が誰にもつきまとう、と。

在美国国家,谁都可能当总统。在开放的美国这成了经常被提起的台词了。原美国联合国大使A·suchibunson先生曾这样说到。这种危险性能影响到每一个人。

スチブンソンが民主党から大統領候補に推された1956年、クリントン前大統領の家にテレビがやってきた。劇映画やヤンキースの試合以上に10歳のクリントン少年を夢中にさせたのは共和党と民主党の党大会だった。立候補を要請されたスチブンソンが気乗り薄だったのを見て、なぜ大統領になりたがらないのか、少年には不可解だった。

尼克松在 1956年当选为民主党的总统候选人的时候,前总统克林顿家里已经有了电视。比起故事片和美国佬们的比赛更让年仅10岁的克林顿着迷的是共和党和民主党的大会。但少年克林顿不明白为什么被邀请参加竞选的尼克松看起来对这次大会并不在意呢?他不想成为总统吗?

父を早くに亡くし、アルコール依存と家庭内暴力の義父に悩まされて育った少年が、いかに最高権力者に上りつめたか。クリントン氏の自伝『マイライフ』(朝日新聞社)に、克明に描かれる。あの国の「草の根民主主義」についても考えさせられることが多い。

父亲早亡,在被笼罩在继父的酗酒和家庭暴力的阴影下成长起来的少年,脑子里充满了如何成为最高权力者的思想。在克林顿的自传《我的生活》(朝日报社)里这样详细的描写到。某个国家的《草根民主主义》里也有很多值得我们思考的东西。

学校では政治への関心を育てる授業や課外活動がたくさんある。生徒は政策をつくり、演説をし、選挙運動をする。模擬政治を何度も経験する。そこで親しくなった友人たちが後に実際の政治活動の仲間になる。

在学校里为了培养学生们的政治头脑设立了很多课程和课外活动。学生们可以制定一些政策,并进行演说、选举活动。历经了许多模拟政治。在学校里关系很好的朋友会在将来的政治活动中成为伙伴。

見事な政治家養成の仕組みとはいえ、気がかりなところもある。クリントン氏は大学の後期で「初めてカントやキルケゴール、ヘーゲル、ニーチェを読んだ」という。実学優先の教育と志向が徹底している。内面を支えるのは、哲学ではなく宗教だと割り切っているのか。

虽说这是很不错的培养政治家的组织,但也有令人担心的地方。据说克林顿在大学的后期第一次读了康德、黑格尔、尼采的文章。贯彻科学优先的教育和思想,难道在内支撑的竟不是哲学而是宗教吗?

 佳境に入った米大統領選だが、アメリカ政治の底力と危うさとをともに見ていかねばなるまい。
    美国的总统大选虽然已经渐入佳境了,但我们不得不说,我们同时看到了美国政治的潜力和危险性的并存。



 

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