【原文】
「花といえば桜」と言われるように、特に桜の花は古くから日本人に愛されてきた。平安時代
(794-1191)には桜を題材とした歌が作られ、歌集などに数多く残っている。寒い冬が終わると、
やがて暖かい春がやってくる。空気が和らぐこの時期、冬の間枝ばかりだった桜の木は、一つ二
つと花をつけ、数日のうちに満開を迎える。人々は、その様子に命の再生の喜びを感じてきた。
【中文】
樱花从古代就受到日本人的喜爱,说到“花”也就意味着樱花。在平安时代,日本人就创作了
大量以“樱花”为题材的诗歌,保存在许多歌集里。冬去春来,当和煦的春风吹拂大地时,树叶
凋零的樱花树上,绽放出一个一个的花蕾,很快又迎来了它盛开的季节。人们从樱花的盛开中
感到生命复苏的喜悦。
【注】
1.歌集:日本和歌的歌集
2.やがて:不久
3.和らぐ:缓和起来,平静下来
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