国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は16日記者会見し、福島第1原発の事故をめぐる日本政府からの連絡体制について、情報の質、量ともに「改善の余地がある」と述べた。IAEA加盟各国からも日本側の情報提供不足や情報発信の遅れに批判が集まっている。
国际原子能机构(IAEA)总干事天野之弥在16日上午的记者会上,就与日本政府有关福岛第一核电站事故的通报机制表示:“无论信息的质与量都有改善的空间。”据悉,IAEA各成员国的批评集中在日方信息不足及公布迟缓上。
天野氏は「(原発の)状況はとても深刻だ」と繰り返し強調、事故の「第1次情報」を直接入手するため、17日にも日本に向かうと明らかにした。15日の記者会見でも「もっと詳細な情報が欲しい。日本側には連絡を密にするよう求めている」と述べていた。
天野反复强调核电站的“情况相当严重”,为直接获取事故的“一手信息”,他本人最快将于17日前往日本。天野在15日的记者会上也表示,“希望了解更多详细信息。已经要求日本方面密切联络”。
天野氏は日本で政府当局者らと会談し、IAEAとしてどのような支援ができるかについても協議する。日本滞在は2日間程度の見通し。同氏は、環境モニタリングや医療支援を行う少人数の専門家チームも17日に日本に派遣すると明らかにした。
天野将在日本与政府高官会谈,并就IAEA能够提供怎样的援助进行协商,预计他将在日本停留2天。此外天野还透露,17日将派遣1支由环境监控和医疗援助的精干专家组赴日。
福島第1原発の事故をめぐっては、加盟国から理事会の開催要請が出ており、近く開かれる見通し。
关于福岛第一核电站的事故,预计IAEA将应成员国的要求于近期召开理事会。
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