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タイムカプセルといえば、卒業の日に校庭の隅に埋め、忘れた頃の同窓会で掘り出すのが一つの型だろう。昔話に花が咲き、早世した友の作文にしんみりもする。さて、この異形のカプセルは何を語るのか▼
说起“定时密封器”,老规矩是在毕业那天埋在校园的某个角落里,在已经忘记的同窗会时挖出来吧。旧事重提,对往事津津乐道;也会缅怀故友的文章,触景生情。那么,下面这与众不同的密封器又在讲述什么呢。
昨春、シベリアの永久凍土から見つかったマンモス「リューバ」が東京で公開された。生まれて約半年の雌は凍ったまま、推定3万7000年前の姿をとどめる。体の仕組みなどを科学の目で調査中だ▼
去年春天在西伯利亚的永冻地出土的长毛象“龙马”今日于东京展出。出生仅半年的雌性小长毛象被冰冻了约3万7千年,一直保持着原来的姿态。现正从科学角度调查她体内的结构。
零下18度のケースの中、子供の腕ほどの鼻をぶら下げて、リューバは歩く姿で置かれていた。ほぼ無傷なのは、氷を踏み抜くなどして瞬時に冷やされたためらしい。青い照明に浮かんだ顔が優しい。半開きの口はただ微笑(ほほえ)んでいるようにも、何か言いかけたかにも見える▼
在零下18度的展览柜里,“龙马”鼻子犹小孩胳膊般大小、垂下,被摆成在走路的姿势。全身几乎没有损伤,据说这是他踏破冰川时被瞬间冷冻的缘故。蓝色灯光照射下,脸庞很是温柔。半开的嘴角看似只是在微笑,又好像在诉说着什么。
マンモスの絶滅は約1万年前。前後して、多くの大型動物が死に絶えた。人類による乱獲、気候の急変など、絶滅に至る経緯には諸説あり、****は太古の霧に包まれている▼
长毛象约在1万年前灭绝。在这前后还有诸多大型动物绝迹。导致动物灭绝的原委,如人类捕杀、气候骤变等众说纷纭,真 相 笼罩在上古的迷雾之中。
そのころ最後の氷河期が終わり、シベリアや北米の気温が上昇した。これで植物の種類が一変し、降雪が増え、マンモスの食料が不足したというのが一つの見方だ。そして今、文明が引き起こした初の気候変動が地球を覆っている▼
有一种说法是由于当时是值冰河期结束,西伯利亚及北美的气温上升,使植物的种类突然改变,降雪增加,长毛象的食物量不足。而现在,由文明引发的首次气候变化正覆盖整个地球。
この惑星で40億年、主役を代えながら続いた生物のリレー。バトンを握る人類はよろけ、今にも転びそうだ。温暖化がこれほど進まなければ、リューバはまだ凍土の中だろう。彼女の「伝言」は氷河期の記憶だけではない。姿をさらし、小さな体で発した未来への警告にも、耳を澄ましたい。
这颗行星上,40亿年来持续着不同主角的生物接力。此刻手握接力棒的人类步履蹒跚,险象环生。如果温暖化不发展至今,“龙马”还应该在冻土中吧。她“传达”的不只是冰河期的记忆。希望人类能够侧耳倾听来自她裸露的、幼小的身体对未来的警告。