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2007年08月28日の「天声人語」

作者:无盐  来源:贯通论坛   更新:2007-10-11 19:48:05  点击:  切换到繁體中文

 

论坛讨论地址:

http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=145880&page=2

各位同胞,我有许久没有翻译了,觉得特别生硬。多多指教!

今天没有带字典回家,不懂的词查yahoo,可能理解不准确。

20070828(火曜日)付

江戸後期、不人気な田沼意次(おきつぐ)に代わって幕府老中に就いたのは、白河藩の名君と聞こえた松平定信だった。そして「寛政の改革」を行う。田沼時代のコネと賄賂(わいろ)による人事から、能力と人柄を重んじる方法に改めた。

江户晚期,接替不受欢迎的田沼意次就任幕府老中(译者注:官职、幕府政务总理)的,是以白河藩名君而闻名于世的松平定信。此后他进行了『宽政改革』。从田沼时代的人事由门路及贿赂而定,变成了重视能力和人品的方法。


 「見出(みいだ)し」という言葉が、当時流行したそうだ。人を見いだす。今で言えば「抜擢人事」である。家格は不問。そのかわり、人物の吟味には相当な手間ひまをかけたらしいと、歴史学者山本博文さんの著作に教わった。
当时流行『发掘』一词,谓之『发掘人才』。按照现在的话讲就是「提拔人才」。不问门第出生。而作为替代,在对人品的考量上花了相当的精力,这一点历史学家山本博文先生的著作中有指出。


 前回の組閣では論功行賞を重んじたらしい安倍首相が、定信のひそみに倣ったかどうか知らない。だが、不出来な大臣に悩まされた後悔から、今回は、かなり慎重に人物を吟味したとみえる。
上次组阁时仿佛重视**行赏的安倍首相,不知是不是东施效颦似的效仿定信。但上次因为大臣的不光彩行为而伤透脑筋而后悔,这次看的出来对人品的考虑相当慎重。


 政治とカネにからむ、さらなる醜聞は命取りになる。「身辺」の検査とともに、忠誠という「心辺」の調べも怠りなかったに違いない。前の大臣らは、閣議での雑談あり、頭越しの「続投しません」発言ありで物議をかもした。このうえ軽んじられては面目はついえてしまう。
政治和金钱扯上关系、新的丑闻会致命的。在检查『身边』的同时,对所谓忠诚的『心边』的调查也肯定没有懈怠。此前的大臣们,有的在内阁会议闲谈,有的越权发言说『不再续投』,从而引发舆**击。再被轻视的话真的要脸面全无了。


 定信の「見出し」は、今の「サプライズ人事」でもあろう。今回なら舛添厚労相か。参院選の後にも、歯に衣(きぬ)着せない批判を首相に浴びせていた。起用が挙党一致と映るか、受け狙いの外連(けれん)に見えるかは紙一重だろう。
定信的『发掘人才』,也就是现在的『用人出奇招』吧。这次舛添厚生劳动大臣算吗?即使是参议院选举之后,直言不讳的批判声都冲着首相而来。他的起用是全党一致意见的体现、还是反击用的迷魂汤,恐怕就只是毫厘之差而已。


 「1000万人といえども吾(われ)ゆかん」が首相の座右と聞く。この故事には「省みて正しいと確信できれば」と条件がつく。そう思えばこその内閣改造なのだろう。首相の確信と民意との距離はしかし、リフォームで歩み寄れるほど近くはないと見受けるのだが。

听说『虽千万人吾往矣』是首相的座右铭。但这个典故的前提条件是『反躬自问、正义确在我之手(自反而缩)』。也许正因为有这自信才进行内阁重组的吧。首相的确信和民意之间的距离,可惜看来不会因为重组而逐步靠近。

 


 

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