论坛讨论地址: http://kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=79369&page=1 夫婦で研究を進めるうちに、放射性の新しい元素の発見を公表できるまでにこぎ着けた。夫のピエールが言う。「きみが名前をつけてやりなさい」。祖国のポーランドに思いを致した妻・マリーが遠慮がちに答えた。「〈ポロニウム〉というのはどうかしら?」(エーヴ・キュリー『キュリー夫人伝』河野万里子訳・白水社)。
発見から約1世紀を経て、思いがけない所でポロニウムが注目されている。亡命先のロンドンで変死したロシアの反プーチン派の元情報将校の体から「ポロニウム210」が検出された。 发现钋元素至今已有一世纪多了,但它却是在很意外的情况下才被大家观注到。亡命于伦敦并死于非命的前俄罗斯反普京派的情报上校,在他遗体内检测出了“钋210”的物质。
ロシアの情報機関の関与がとりざたされる一方で、大統領への打撃を狙った反プーチン派によるたくらみではないかとの主張もあるという。いずれにせよ、何者かが口封じに出た疑いは濃い。 有人认为此事与俄罗斯的情报局有关,同时另一方,也有这样的说法,认为这是反普京派策划的一场的阴谋。但不管怎样,都让人怀疑是故意封锁消息。
口封じの疑いが濃厚な事件がもう一つ、先月モスクワで起きた。射殺された女性記者は、チェチェン共和国の**部隊などによる人権侵害を厳しく追及していた。 此外故意封锁消息的事件,还有上月发生在莫斯科的女记者枪袭事件。该记者生前一直追踪报道着有关车臣国警方的侵犯人权事件。
以前、その著書に書いている。「二〇〇二年が終わりつつある……私は生きていたい……私たちは二〇〇三年を生き抜けるのだろうか?……私には肯定的な答えはない」(『チェチェンやめられない戦争』三浦みどり訳・日本放送出版協会)。 此该名女记者曾经在所著书中写道:“2002年已经接近尾声了……我想继续活下去……2003年,我们还能坚持过去吧?……我却无肯定的答案。”(《无法停止的车臣之战》 日本放送出版协会 三浦 绿 译)
英紙によれば、ポロニウムに倒れた元情報将校は、亡くなる2日前に、こんな言葉を残している。「ひとりの人間を沈黙させることには成功するかも知れないが、世界中からの抗議のうなりが、生涯あなたの耳に響き続けるだろう」。暗殺の深い闇に、光をどう当てるかが問われている。 从英方的报道来看,死于钋毒的前情报局上校,在死前两天,曾说这样的话:“封住一个人的口,可能算是达成了,但来自全世界的抗议声,恐怕会一直在你耳边鸣响不止的吧。”让人不由得思考,不见天日的暗杀事件中,怎样才能来看到和平?的曙光。 |
2006年11月28日の「天声人語」
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