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2006年11月08日の「天声人語」

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古代ギリシャの医師ヒポクラテスが述べたという。「人生は短く、術のみちは長い」。術は、医術を含む学術、技術を指す。「機会は逸し易く、試みは失敗すること多く、判断は難しい」と続く(大槻真一郎編『ヒポクラテス全集』)。
 

古希腊的医希波克拉底,“人生短术的道漫长”。其中“”所指的是包含医在内的学,技。后文有“机会可能轻易错过尝试失败的可能性大,如何判断是件困的事”的论述自大槻真一郎編『希波克拉底全集』
  

 医学の祖とされる人物でも、というべきか、だからこそというべきか、人間の健康・生命とじかに向き合う医の道の深さ、難しさへの謙虚な述懐と戒めが感じられる。患者から医師への信頼が深まるのは、こうした態度が確認できた時だろう。

即使是被称作医祖的人,在面健康・生命,对医道之深,医道之都有着如此谦虚的怀和心得之所以被称作医祖,正是因为如此患者对医师的信赖也是由此加深的吧!

 愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院の臓器移植を巡る問題では、移植手術への疑念が広がる一方だ。執刀医の説明が覆されたことも一因だ。先月「これまでの移植は親族間だった」と述べていた。しかし、今月この病院が発表した、病気で摘出した腎臓移植のすべてが非親族間だった。

围绕爱媛县和岛市的宇和岛德洲医院器官移植问题,人们对移植手术的疑不断增加执刀医师前后颠倒的说明成为原因之一。上个月还说“至今为止所做都是亲属关系的移植”,而这个月院方发表内容却证实了因病摘肾脏移植全部非亲属间的。

 この執刀医は、親族以外での生体移植に厳しい条件を課す日本移植学会を脱退している。移植では患者の同意を得てきたといい、症例が集まる5年ほど後に雑誌などで発表する予定だったと述べた。

这名执刀医师退出了背负非亲属间生体移植重任的日本移植学会。据说移植是征得患者同意后执行的,还打算5年后在杂志上发表所收集的病例。

 これには専門家から批判が出ている。「言葉を換えれば人体実験であり、それを行うには厳密な臨床研究遂行のための手続きが決められている。それなしに進める判断は、通常の理解を超えている」

对此专家的评论是:“换言之就是在用人体做实验,为进行严密的临床研究此实验需要办理相关手续。无视规定的举动是超乎常理的”。

 ヒポクラテスの「医師の心得」にこんな一節がある。「研究用にしてやろうという欲求などはもってのほかである」(『古い医術について』岩波文庫・小川政恭訳)。ヒポクラテスが、時を超えて、現代の医の心得を問いかけている。
   

希波克拉里的“医师心得”中有这样一句话,“研究必须抛除私念”( 『关于古代医术』岩波文・小川正恭译)。希波克拉里跨越了时代敲击着现代医师们的心灵。
   

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