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　ぽつりぽつりと記事になる。１年前の財務、厚生労働省から始まり、ことし７月に法務、国土交通、９月には総務省ときた。そろそろ、次が出るころか。

一点一点地被报道出来。1年前是财务省和厚生劳动省，今年7月是法务省和国土交通省，9月是总务省。接下来该轮到哪个省呢。

　官庁で、飛行機を使った出張の旅費の不正受給が発覚し、返還させる事態が相次いでいる。手口は、みな似たりよったりだ。割引切符や格安パックを利用したのに、普通運賃で乗ったことにする。旅行業者に高額の領収書を発行させる、などだ。

政府机关坐飞机出差报销不正当的差旅费被发现，让其返还的事件接二连三。手段都差不多。买的是打折机票或特价票，却按普通机票价报销。让旅行社给开具高价的收据，等等。

　ところが、請求の際に添える航空券の半券には、割引の種類を示す記号がついている。そこから足がついた。会計検査院が昨年、財務、厚労両省でのごまかしを見つけた。それを受けて、ほかの省でも自前で調べてみたら、あるわあるわ。手口はせこいが、積もり積もって金額は膨れあがった。

而在报销所附机票的半张券上却明显标记着打折的种类。这是被发现作假的线索。会计监查院去年发现了财务省和厚生劳动省两省作假。以此为契机，其他各省也自己出钱进行了调查，结果，作假现象有，有啊。一件虽然数额微小，但累计起来，数额巨大。

　それぞれの発表によると、財務省は５年で１１０８万円、法務省は５年半で１７１６万円、総務省は４年半で１９７６万円、国交省は１年だけで４４３万円にのぼる。なんと、日銀にいたっては７年で７３００万円に達した。減給、戒告、訓告といった処分も続出した。

据各省公布的情况来看，财务省5年里作假1108万日元、法务省5年里1716万日元、总务省4年里1976万日元、国土交通省1年就达到443万日元。到了日本银行，7年里作假竟达7300万日元！降工资、警告、训诫之类的处分不断。

　こうなれば、どの省も、ほおかぶりは許されない。自治体も事情は同じようなものではないのか。これしきの差額をもらって何が悪い。そんな開き直りは許されない。割引運賃の利用を義務づけて、カード払いの控えも提出させる。企業では当たり前のことに過ぎない。

这样一来，任何省想蒙混过关都是办不到的。地方政府情况难道不是一样的吗？得到这区区一点差额钱没什么大不了的，不允许有这种将错就错的态度。有义务使用打折票，打卡付款凭证也要提交出来，这在企业只不过是再正常不过的事情。

　ほとんどの省庁はいまも、公費出張でためた航空会社のマイレージの私物化を黙認している。「血税で出張重ねてただ旅行」。こんなふざけた態度にも、うんざりだ。

几乎所有的政府省厅机关，现在也在默认公费出差所得到的航空公司的优惠金额私有化。“用血汗税金多次出差只是旅行”，我对如此的吊儿郎当的态度已经厌腻了。